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蛍「でもさー、あんなに仲良かったのに、付き合ってないなんて……幼馴染みって最高だね!」








「そうかな」








蛍「それにしても、スマホ変えるなら言ってくれればいいのにね」








「だよね」








高校につくと、門にクラスの表が貼られていた。








蛍がいきなり隣で叫んだ。








蛍「うそっ、また一緒だよ!」








「やったー!」








2年2組。








仲いい人は、








川原蛍。








佐藤勝利。








松島聡。








マリウス葉。








「え、お兄ちゃんいるじゃん」








蛍「いいじゃん!……やった、聡くんと一緒だ」








蛍は聡に1年の時に一目惚れして、ずっと片思いだ。








2人で教室に入ると、教室はものすごく騒がしかった。








てか待って。








このクラスイケメン多い!←








蛍「このクラスイケメン多くね?」








「私も今それ思ってた」







私の席は窓側の一番後ろだった。








蛍「私一番前なんだけど!?」







蛍は喚いている。








座って、準備をしていると、前の席に顔面国宝の勝利が座った。








「勝利じゃん。よろしく」








勝利「A!よろしくね!」








キラッキラのスマイルで言われる。








アイドルかって。








すると、隣には聡が座った。








聡「おー、やった!勝利とAだ!」








これは蛍に怒られるやつだ。








聡「ここに蛍が入れば楽しそうなのにね」








今のを教えてあげれば、機嫌は治るね。








斜め前には、平野紫耀が座った。








話したことない……








人見知り発動しちゃう。








すると、平野紫耀はこっちを見て、微笑んだ。








おぉ、イケメン…








紫耀「紫耀って呼んでね。Aでいい?」








「あ、はい!」








紫耀「この席楽しそうだなあ」








よかった、フレンドリーな人そう。








こうして、健人のいない新学期はスタートした。

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作者名:Rio | 作成日時:2018年7月16日 16時

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