13話 ページ15
子供が私に近付いてくる
頭が痛すぎて体が思い通りに動かない
普通だったら刀を抜いて殺して食べてるのに
「Aさん!良かったぁ!生きてたんですね!」
その子が私の目の前に来た瞬間 だった
何故か私の涙が頬を伝った
「せ、んじゅろ く、ん」
その子の名前が私の口から自然と漏れた
私はこの子を知ってる、、、
とても大切な
大切な
私の大切な存在
千寿郎君は私を優しく抱き締める
柔らかくて暖かい
「Aさん、、!良かったぁ、、!」
千寿郎君は泣いていた
そんな千寿郎君を抱き締めようと腕を回す手が寸前で止まる
「だ、め」
私は 鬼 だ
沢山の人を殺し 食べてきた
化け物だ
もう前みたいには戻れないんだ
「、、、Aなのか?」
別の方向から私を呼ぶ声が聞こえた
「、、、!」
振り返るとそこには驚きを隠せず固まっているあの人
「れ、んごく さん、、、?」
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きつね(プロフ) - ミロロさん» コメントありがとうございます!せめて来世では幸せになって欲しいものです、、、! (2019年9月23日 0時) (レス) id: 23a7de07b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミロロ - 悲しい、ですね。来世は練獄さんと夢主が幸せになることを願います…。 (2019年9月22日 23時) (レス) id: 06cf5abf28 (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - 神流さん» コメントありがとうございます!更新頑張りますので良かったら読んでってください! (2019年8月21日 11時) (レス) id: 23a7de07b9 (このIDを非表示/違反報告)
神流 - 面白いです!続き気になります!執筆がんばってください! (2019年8月18日 0時) (レス) id: b2fbb7d27c (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月14日 14時) (レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きつね | 作成日時:2019年8月14日 13時