22話 ページ23
「A剣道部に入らないか」
「お断りします」
何故か私は今義勇さんと竹刀を交じり合わせていた
こうなったのは今から約30分前
炭治郎に連れてきたい所があると言われ連れてこられたのは体育館のすぐ横にある武道場
そこには竹刀を持った義勇さんが待ち受けていた
炭治郎に何故私をここに連れてきたのかと問いただすと
「冨岡先生は剣道部の顧問をしているんだがスパルタすぎて部員が辞めていく人が多くて壊滅的なんだ、だからA助けてやってくれないか？」
と炭治郎は言う
「いや、何で私なの！？炭治郎が入りなよ！あと善逸とか伊之助とか、、、」
「善逸はすぐ泣くし伊之助は暴れるから駄目だ。俺は店があるから、、、」
「う、、、」
私は何も言い返せなくなり炭治郎は足早に「今日も店番だから帰る」と言い残し帰って行ってしまった
残された義勇さんと私
そして今の現状に至る
生まれ変わってから初めて竹刀を握ったけど何故か昔刀を振るっていた感覚がまだ体に刻まれてるらしく意外と出来てしまう
しかし義勇さんは柱だったからかやっぱり強い
一撃がすごく重い
「はぁ、、っ はぁ、、、」
流石にもう疲れてきた。
昔に比べて今の私は体力が無さすぎる
「と、冨岡先生！！私もう無理です！疲れました、、っ！」
息絶え絶えに義勇さんにそう訴えると義勇さんは止まり竹刀を下ろす
それを見て私は膝から崩れ落ちる
「はぁっ、、、はぁ」
私がすごく息切れしてるのに対し義勇さんの呼吸はひとつも乱れていないどころか涼しい顔してる
「鍛錬が足りない！！」
「痛っ！！」
バシッと義勇さんは竹刀で私の頭を叩く
叩かれた頭は凄く痛く思わず叩かれた頭をさする
「めっちゃ痛いんですけど、、、！」
「口答えするな！」
バシッと再び私の頭を竹刀で叩かれる
「、、、痛っ！こんなスパルタだから皆辞めちゃうんですよっ！もっと優しくやらないと、、、」
「それ「おっ！冨岡じゃないか！」
義勇さんが言おうとしてた言葉が誰かが義勇さんを呼ぶ声に遮られる
私と義勇さんは声がした方に目を向けた
そこには手をひらひら振る煉獄さんの姿があった
「げ、、、」
最悪だ、、、
授業以外では会いたくなかったのに
煉獄さんは笑顔でそのままこっちに向かってくる
一気に鼓動が早くなって頭の中が真っ白になる
「と、冨岡先生！私帰ります！ではまた！」
私は咄嗟に立ち上がり煉獄さんの横を足早に通り過ぎ武道場から出た
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きつね(プロフ) - (･∀･)さん» コメントありがとうございます！ご指摘ありがとうございます！早速訂正します (2019年9月29日 15時) (
レス) id: 23a7de07b9 (このIDを非表示/違反報告)
(･∀･) - 富岡じゃなくて冨岡ですよ(･∀･) (2019年9月29日 10時) (レス) id: 0757e54a59 (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - hinataorenjiさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！！励みになりました！続編の方もよろしくお願いします！ (2019年9月19日 20時) (レス) id: 23a7de07b9 (このIDを非表示/違反報告)
hinataorenji(プロフ) - 涙線が脆くなっちゃったのかな…。涙が溢れ出てきて止まらないです…。 めっちゃ感動しました！こんな素晴らしい小説をありがとうございます！ (2019年9月19日 2時) (レス) id: 341779c11b (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます！一気読みして頂いてありがとうございます！嬉しいです！これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします！ (2019年9月19日 0時) (レス) id: 23a7de07b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きつね | 作成日時：2019年7月26日 1時
