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episode8 ページ9

もう二度と会うことはないと思ってたヒナが
私の目の前に居る

夢でも凄く嬉しい

気付くと私はヒナに抱き着いていた

「え、ちょっとA!?どうしたの?」

「…ヒナぁ、もう何処にも行かないでね」

私は涙ながらにそう言ってヒナを強く抱き締める


「もぅ、何だかよく分からないけどヒナは何処にも行かないよ〜」

ヒナは溜息をついて私の頭を優しく撫でる

「って早く教室行かないと!遅刻しちゃうよ!」

「あ!!」

私はハッとなってヒナから体を離す


「早く行こうA!」


「う、うん!」

私はヒナに手を引かれながら教室に向かった




ーーーーー



「ふぅ〜間に合った…」

無事に教室に着いた。
まだ先生も来てなくて皆もまだ席に着いてない

「…つか私の席何処だっけ」

周りを見渡しながら自分の席を探していると、誰かにぶつかる


「いっ!あ、ごめん」

ぶつかった先を見るとそこにはあっくんがいた


「お、Aじゃん。今日はちょっとギリギリだなー、珍しいじゃん」


「あ、あっくん!?」


あっくんと会うの何時ぶりだろう、、そのくらい本当に会ってない


「つか、お前何してんの、お前の席は武道の隣だろ」

「あれ?そうだったっけ〜?ド忘れしちゃったみたい」

苦笑いをして何とか誤魔化すと私は足早に武道が座ってる席の隣に行き荷物を降ろす


「ふぅー…」

「おはようA」


武道は私に気付き挨拶をしてくれる

「お、おはよう武道」

「今日は珍しくギリギリだなー、寝坊?」

「うーん、多分そうかな?」

「多分ってなんだよ」


「私もよく分からない…」


「はぁ?お前大丈夫か?」


「…多分大丈夫」


断じて大丈夫ではないけど


取り敢えず時を経つのを待つしかない

そうすればこんな夢きっと醒める

きっと…



ーーーーー


夢から醒める事もなく現実世界と同じように時間が経ち今日の授業が終わった


「…。」

これからどうしよう

頭の中が真っ白になって呆然としてると隣の席に居た武道の携帯が鳴った


「もしもし」

武道は携帯をポケットから取り出し話し始める
話し方からして友達だろうか…

電話をしてる武道を横目に取り敢えず私は帰る支度を始めた


そんな時だった


「じゃあまたな千冬」


「…!」


一瞬耳を疑った
でも確かにさっき武道は千冬と言った

一気に脈が速くなる

もしかしたら千冬に会えるかもしれない

気付いたら私は武道に話しかけていた

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設定タグ:佐野万次郎 , 松野千冬 , 東京リベンジャーズ   
作品ジャンル:アニメ
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きつね(プロフ) - 結祈華さん» コメントありがとうございますー!読んで頂いてありがとうございます!凄く嬉しいです!続編も読んでいただけると嬉しいです、、!頑張って更新しますね! (2021年9月11日 12時) (レス) id: 47a256a755 (このIDを非表示/違反報告)
結祈華(プロフ) - コメント失礼致します。こちらの作品、いつも楽しく読ませて頂いてます!!読めば読む程作品に引き込まれていって…こっからの千冬くんがどう動くかとか気になっちゃってます…((続編も楽しみにしてます!応援しております!頑張って下さい!! (2021年9月11日 0時) (レス) id: c15c2ccbb8 (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - ぴぴさん» コメントありがとうございますー!いつも読んで頂いてありがとうございます!そんな事言って頂けるなんて凄く嬉しいです!励みになりますー!更新頑張りますので読んでいただけると嬉しいです! (2021年9月6日 23時) (レス) id: 47a256a755 (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - 不思議の国の有栖さんさん» コメントありがとうございますー!私もそれしか考えられなくなってます笑でも頑張って覆るようにしたいと思いま、す笑多分 (2021年9月6日 23時) (レス) id: 47a256a755 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - マイキーと千冬どちらと結ばれるのかとってもドキドキしながら読んでます!落ちがどちらにせよきつねさんの書く小説が好きなので、自分が書きたいように書いてください、応援してます! (2021年9月6日 0時) (レス) id: eb59e7ad0a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きつね | 作成日時:2021年8月5日 22時

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