episode34 ページ35
あれから２日後熱も下がり学校に行けるようになった
「体はもう大丈夫なの？私心配したんだから」
「ごめんね、心配掛けちゃって。体はもう大丈夫だよ。元気だから」
そう言ってへらっと笑ってみせるとヒナは安堵の溜息を吐く
「でも何であの日急に帰っちゃったの？私だけじゃないよ？皆Aの事心配してたんだからね」
「それは本当にごめん」
「、、、私は詳しくは聞かないけど、でも話したくなったら話してね？話くらい聞けるから」
ヒナの言葉につい目頭が熱くなる
もう泣かないって決めたのに
「、、、っ ありがとう」
私は今にも溢れてきそう涙をぐっと堪えた
ーーーーーー
「A」
「、、武道」
教室に戻ると真っ先に武道が私に声を掛けてくる
「今日、放課後時間あるか？」
「放課後、、」
今日は水曜日だから塾はない筈だから
特に予定はないはず、、
「もしかして前言ってた大事な話？」
「あぁ、話がしたいんだ」
武道はそう言って真剣な眼差しを私に向ける
「うん、今日は塾もないし大丈夫だよ」
「そっか！なら放課後あの公園に来てくれ」
「家の近くの？」
「あぁ」
「分かった。じゃあ放課後そこに行くよ」
「よろしくな、じゃあ放課後な」
「うん」
武道と別れた後私は席に座る
その後間もなく先生が来て授業が始まった
授業中ずっとその大事な話が気になって集中出来なかった
ーーーーーー
そしてあっという間に放課後になり、私は家の近くの公園に来ていた
「A！、ごめん待った？」
少し待っていると急いで来たのか武道が息を切らしてやってきた
「ううん、そんな待ってないから大丈夫だよ。で話って？」
私がそう武道に聞くと武道は何かを決心したかのように深呼吸をして口を開く
「変な事聞くかもしれないけど、笑わないで聞いてくれよ」
「うん、分かった」
武道は息を整えこう言った
「タイムリープって信じるか？」
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きつね(プロフ) - 結祈華さん» コメントありがとうございますー！読んで頂いてありがとうございます！凄く嬉しいです！続編も読んでいただけると嬉しいです、、！頑張って更新しますね！ (2021年9月11日 12時) (
レス) id: 47a256a755 (このIDを非表示/違反報告)
結祈華(プロフ) - コメント失礼致します。こちらの作品、いつも楽しく読ませて頂いてます!!読めば読む程作品に引き込まれていって…こっからの千冬くんがどう動くかとか気になっちゃってます…((続編も楽しみにしてます！応援しております！頑張って下さい!! (2021年9月11日 0時) (レス) id: c15c2ccbb8 (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - ぴぴさん» コメントありがとうございますー！いつも読んで頂いてありがとうございます！そんな事言って頂けるなんて凄く嬉しいです！励みになりますー！更新頑張りますので読んでいただけると嬉しいです！ (2021年9月6日 23時) (レス) id: 47a256a755 (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - 不思議の国の有栖さんさん» コメントありがとうございますー！私もそれしか考えられなくなってます笑でも頑張って覆るようにしたいと思いま、す笑多分 (2021年9月6日 23時) (レス) id: 47a256a755 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - マイキーと千冬どちらと結ばれるのかとってもドキドキしながら読んでます！落ちがどちらにせよきつねさんの書く小説が好きなので、自分が書きたいように書いてください、応援してます！ (2021年9月6日 0時) (レス) id: eb59e7ad0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きつね | 作成日時：2021年8月5日 22時
