episode22 ページ23
「そういや、三ツ谷さ、、」
お兄ちゃんと三ツ谷君が話し始める
私が聞いても到底分からなさそうな内容だ
そんな2人を尻目に私はマイキー君達がいる方に足を進めた
会った所で何を話していいか分からないし、つかそもそも私がこんな所に来ていいのか、、
足取りはどんどん重くなりつつも足を進める
そんな時だった
「あれ、A?」
「え、ヒナ?」
最初に私に気付いたのは武道の横に居たヒナだった
ヒナは私の元に駆け寄ってくる
「何でこんな所にヒナが…」
「武道君とたまたま塾の帰りに会ってね、そのままついて来ちゃったんだ」
「そうだったんだね、びっくりしたよ〜」
「Aはどうしてここに?」
「私はお兄ちゃんに連れて来られて…」
「Aやっと来たんだな」
私が言いかけていた時後ろからマイキー君の声が聞こえこっちにくるのが見えた
「マイキー君、こ、こんばんは」
マイキー君はヒナの隣に来て私を見て微笑む
「待ってたぜ、早くこっち来いよ」
マイキー君はそう言って私の手首を掴んで皆が集まっている所に連れていく
腕を引かれている時ヒナをちらっと見ると何故かニヤニヤしながら私とマイキー君を見て私の後を着いてこっそり私に耳打ちをする
「Aとマイキー君何かいい感じだね」
「え!?私とマイキー君はそんなんじゃ…」
「ふふっ」
ヒナは私の言い訳は聞かなかったかの様に笑う
「おーA、来たんだな」
マイキー君に腕を引かれて行くと最初にドラケン君と目が合う
「こ、こんばんは」
私はドラケン君に頭を下げるとドラケン君はニッと笑う
「この子がマイキーが言ってた子?」
ドラケン君の隣にいた金髪の女の子が私を見て指を差す
「そ、こいつがA」
マイキー君がその女の子にそう言うと女の子は私の元に歩み寄る
「私、エマよろしくね」
「よ、よろしくエマちゃん…?」
エマちゃんは私を見てにっこりする
「…!」
なんて可愛い子なんだろう
ついエマちゃんに見とれているとマイキー君が隣で口を開く
「こいつが妹のエマだ、エマAと仲良くしてやってくれよな」
「分かってるよー、ところでAはマイキーのどこがいいの?」
「へ!?」
エマちゃんの突然の質問に私の口から思わず変な声が出た
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きつね(プロフ) - 結祈華さん» コメントありがとうございますー!読んで頂いてありがとうございます!凄く嬉しいです!続編も読んでいただけると嬉しいです、、!頑張って更新しますね! (2021年9月11日 12時) (レス) id: 47a256a755 (このIDを非表示/違反報告)
結祈華(プロフ) - コメント失礼致します。こちらの作品、いつも楽しく読ませて頂いてます!!読めば読む程作品に引き込まれていって…こっからの千冬くんがどう動くかとか気になっちゃってます…((続編も楽しみにしてます!応援しております!頑張って下さい!! (2021年9月11日 0時) (レス) id: c15c2ccbb8 (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - ぴぴさん» コメントありがとうございますー!いつも読んで頂いてありがとうございます!そんな事言って頂けるなんて凄く嬉しいです!励みになりますー!更新頑張りますので読んでいただけると嬉しいです! (2021年9月6日 23時) (レス) id: 47a256a755 (このIDを非表示/違反報告)
きつね(プロフ) - 不思議の国の有栖さんさん» コメントありがとうございますー!私もそれしか考えられなくなってます笑でも頑張って覆るようにしたいと思いま、す笑多分 (2021年9月6日 23時) (レス) id: 47a256a755 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - マイキーと千冬どちらと結ばれるのかとってもドキドキしながら読んでます!落ちがどちらにせよきつねさんの書く小説が好きなので、自分が書きたいように書いてください、応援してます! (2021年9月6日 0時) (レス) id: eb59e7ad0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きつね | 作成日時:2021年8月5日 22時