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立ち上がる体力も残ってなくて
横になって男たちが荒らしてるとこを見てるしか出来なくて
悔しくて悔しくて涙が溢れた
徹夜「息子にはもう構わないでくれ！！
アイツは大切な一人息子なんだ！！
頼む！！優にはもうこれ以上、構わないでくれ！！」
１「しつけえェーんだよ…」
オレンジの男がお義父さんの胸倉を掴み、
頬を殴るとお義父さんは棚にぶつかって棚と一緒に倒れると
地面に倒れ込んだお義父さんの額には
さっきまでは無かった血がついていた
A「っ！？」
３「こんなもんすね」
２「久々にストレス発散になりましたな〜」
男達は男達で好きなだけ荒らすことが出来たからなのか
高笑いをして工場の地面に唾を吐いて
車に向かって歩き出した
A「お義父さん…！」
力を振り絞ってお義父さんのとこへ行くと
お義父さんの身体を揺さぶった
A「嫌……お義父さん、目を開けて……！
ねえ……いつもみたいに……冗談言って笑わせてよ……！！
嫌ぁぁ……お義父さん……！！」
――――――そこで意識を失った
どれぐらいが経ったのかは分からない
A「っ……んー…」
ゆっくりと目を開け
目を細くさせたりして視界を合わせると
私は何処かの部屋で寝かされていた
A「…優の、匂い」
布団から優の香水の匂いがしていて
足になんか重い物感じるな〜と思ったら、
優が気持ち良さそうに私の足の上に頭を乗せていた
少し痛む上半身を起き上がらせ、
服まで替えて貰ったみたいで窓の外に目を向けると
辺りはすでに真っ暗だった
A「…」
優が近くにいるってことは
全部片付いたんだ…。
本当に良かった
これで優は自由だ
A「……今度こそお別れをしないとね、優」
１年前から決めてたことでしょ
ずっとずっと、毎日…
この件が片付いたら優には好きな子と一緒にいて貰うって
決めてたのになぁ…
A「っ…」
私、別れたくないよ
ずっと傍にいたいよ…
優には届くことのない思いを、
唇を噛みしめて左手を目に当てた
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美紀 - GTO大好きで涼太君と亜嵐君と玲於君寄りのオール担当ですこの小説最高です (2018年3月22日 19時) (
レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
YUKA from E-girls - 優君大好きなので、この話し好きです！最新待ってます！ (2015年9月19日 22時) (レス) id: b38a67b47e (このIDを非表示/違反報告)
梨椿(プロフ) - トロンボーンさん» コメントありがとうございます、私のお母さんが薬局で売ってる痛み止めを飲んでいたのでてっきりそうなんだって思いました、変えます。 (2015年9月13日 18時) (レス) id: ecf7a6232a (このIDを非表示/違反報告)
トロンボーン - 17ページ目のとこ、妊婦に薬飲ませたらダメですよね。 (2015年9月13日 2時) (レス) id: d4fb6f69cb (このIDを非表示/違反報告)
玄樹LOVE - そうなんですか。早く読みたいです！！ (2015年9月6日 19時) (レス) id: 40cd051f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨椿 | 作成日時：2015年7月27日 0時
