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A「あゆな！しっかり！！」
あゆな「痛い……痛い……」
A「少しだけ我慢して」
あゆなが小さく頷くと右手であゆなの背中に回し、
左手であゆなの左手首を掴んだ
A「あゆな、もう少しだから」
急いで保健室へと行くと
幸い誰もいない…と思いきや熟睡しているさつきがいた
A「ここに寝てて」
あゆな「っ…」
いつもはめいりがいるベッドへ寝かせると
水と、とりあえずお湯を入れた湯たんぽを腕に持ち
あゆなの元へ戻った
上半身だけ起き上がらせ、
湯たんぽをお腹にあてた
A「何で裏階段にいたのバカ…」
あゆな「…葛城君に、言おうとしたの
妊娠してること……でも言えなかった」
A「…」
あゆな「勇気出して言おうとしたんだけど……
葛城君の顔見たら言えなくて…」
A「…大丈夫、大丈夫だから」
あゆなを優しく抱きしめ、背中をさする
A「あゆなには心強い私がいる
例え葛城に下せって言われても私が一緒に育てる
絶対に裏切ったり見捨てたりなんかしない
……ね？心強いでしょ？」
ニコっと笑ってあゆなの手を握ると
ポロポロと涙を零しているあゆなが嬉しそうに頷いた
あゆな「うん……うん…、ありがと…！」
A「いーえ」
泣いて疲れたのかあゆなが寝ちゃって
お母さんが迎えに来てくれるまでは静かに寝かせると、
暗くなる前に学校から出て
あゆなが家に入るまで見送った
母「なんかA、あゆなちゃんの彼氏みたい」
A「しっかりあゆなを支えないと」
母「やっぱり彼氏みたい」
A「はぁ？ていうか早く運転してよ」
母「はぁ？お母様に向かって何その言い方」
A「お母様早く運転してください、これでいい？」
母「OK」
A「普通に言え」
母「ちょっと酷い」
家へ戻り、
お風呂に入る前にPCの電源を入れてサイトを確認する
A「やっぱ動きは………え？」
ここ三日間ずーーーっと監視していて
何も動きはなかったはずなのに、
私が目を離した数時間で進展があった
"今日、Sちゃんに初めての客が入った〜"
A「嘘でしょ…」
すぐに冴島に連絡を入れた
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美紀 - GTO大好きで涼太君と亜嵐君と玲於君寄りのオール担当ですこの小説最高です (2018年3月22日 19時) (
レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
YUKA from E-girls - 優君大好きなので、この話し好きです！最新待ってます！ (2015年9月19日 22時) (レス) id: b38a67b47e (このIDを非表示/違反報告)
梨椿(プロフ) - トロンボーンさん» コメントありがとうございます、私のお母さんが薬局で売ってる痛み止めを飲んでいたのでてっきりそうなんだって思いました、変えます。 (2015年9月13日 18時) (レス) id: ecf7a6232a (このIDを非表示/違反報告)
トロンボーン - 17ページ目のとこ、妊婦に薬飲ませたらダメですよね。 (2015年9月13日 2時) (レス) id: d4fb6f69cb (このIDを非表示/違反報告)
玄樹LOVE - そうなんですか。早く読みたいです！！ (2015年9月6日 19時) (レス) id: 40cd051f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨椿 | 作成日時：2015年7月27日 0時
