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3話 ページ5

時透視点
〜朝〜

僕は早起きして訓練に励む。

ちなみに今は素振りの最中だ。

そんな時人の気配がしたのでそちらを振り返るとお兄ちゃんと主人公ちゃんがいた。


時透「2人とも起きたんだ。おはよう」

お兄ちゃん「おはようございます。今日は時透さんにお願いがあります。俺たち鬼殺隊に入りたいんです!」

時透「止める気はない…でも鬼殺隊は常に死が隣にある。それと己を鍛え抜く力。ある程度の筋力がいる。」

主人公「でも!」

先に口を出したのはお兄ちゃんではなくまさかの主人公ちゃんの方だった

主人公「私は救いたいんです。ついこの前まで当たり前だと思っていた日常が突然訳の分からない人に壊されたんです。私はすごく辛かったし、今も辛いです。でもまだ壊されていない人の日常を私とお兄ちゃんで守りたいんです!鬼殺隊に入ったら自分の命よりも優先すべきものがあるはずなので死が隣り合わせなのは怖くありません。なので私と兄を鬼殺隊に入れる訓練を受けさせてくれないでしょうか」

時透「決意は伝わった。だけどお互い別の所に行って訓練を受けてもらわないとだめなんだ。お兄ちゃんは元水柱様の鱗滝左近次の元へ行ってもらう。主人公ちゃんは僕と訓練でいい?」

2人の生唾を飲む音が聞こえる…

お兄ちゃん「大丈夫です。訓練を受けさせて貰えることにとても感謝致します。ありがとうございます。」

時透「出発は3日後の昼だからそれまでに準備しといてね」

僕は1つ気になった事がある。

主人公ちゃんはさっき鬼に人という言葉を使った…?

あんまり気にする事じゃないのかな

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作者名:がみお | 作者ホームページ:http://gamio0319  
作成日時:2020年12月24日 22時

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