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桃side




バンッ!!!!



反射的に後ろを振り返った。



目の前には、銃弾が落ちて…莉犬の体からは大量に血が出ていた…。




『莉犬っ!!! しっかりしろっ!!莉犬!!』



俺は、必死に莉犬が撃たれた所を塞いで、出血を止める。



「さと……みくん…。 俺……死…ねるよ… ニコ」


『馬鹿っ!!! 俺を置いて行くなと言ったろ!!!』


「向こうで……ま……ってるよ…ニコ」


『莉犬!!!!! 莉犬!!!!!』




莉犬は、ゆっくりと目を閉じた。


つまり、莉犬は……。俺の生きる意味をくれた人は……。









死んだ。

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作者名: | 作成日時:2020年5月1日 20時

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