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そろそろクライマックスです！！
桃side
莉犬が「死 にたい」と言ってから、本当に莉犬は死のうとしていた。
俺が目を離すと包丁を持ってたり、時には家から脱走したり……。
さらに、今日朝、目が覚めたら、莉犬が自分の部屋で首を絞めてたり……。
でも、莉犬は言うんだ。
「死ねない」って…。
俺は、朝食を食べてる時に聞いてみた。
『なんで………死 にたいの？』
「だって……ﾋｯｸ……死 にたいのっ！！死 なせてよ！もう……苦しいよ…さとみくん……」
『だからって……俺は、莉犬が死んだら本当に生きる意味を無くすから…』
「なら………さとみくんも………死 のうよ…」
莉犬は、本当に心の底から言ってるようで……
もう死んでるような感じもした。
ハイライトが入ってない瞳。
自分で傷つけたのだろう。
怪我ばかりのケモ耳。
そして、毛を抜きまくったのだろう。
フサフサだった尻尾には毛があまりない。
莉犬は、心も体も傷ついていた……。
俺も死ぬ……のか。
でも、そしたら莉犬は笑って……くれるよな。
母さんなんて、獣嫌いだしクソどーでも良い(((((
俺は、莉犬の目を見て言った。
『俺と……死んでみる？』
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作者名：。 | 作成日時：2020年5月1日 20時
