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赤side
『今日も…………か。』
俺は、毎朝、郵便ポストを覗いては、新聞を取り出している。
今日も、大きな見出しは、「獣。ついに昨日で1万匹！」と書かれてる。
俺の弟や小さな獣だって、もしかしたらもう…………。
そんなことを考えてしまう。
1万匹だなんて、来月にはこの森に住む獣は居なくなるのではないだろうか。。
『こんな人生………ヤダよ……』
もう、口癖のように言ってるな……ﾊﾊ
そろそろさとみくんも起きるし、朝ご飯作らないと………。。
朝ご飯は、トースト、目玉焼き、紅茶、ヨーグルト と簡単に作った。
昨日は、お米だったからね。飽きないように……。
「り〜いぬ。おはよ。」
『うわっ。さとみくんおはよ。朝ご飯つくったから食べよ！』
「おぅ。 今日は、トーストかぁ〜。 なんか食べたかったわ。」
さとみくんは、庭に出て顔を洗いに行った。。
俺は、カップに紅茶を注いで、ご飯を食べる準備をした。
「じゃ、食べるか！」
『「いただきます！」』
ŧ‹"((｡´ω`｡))ŧ‹”
『今日の紅茶ね、この前市場で買ってきたの！美味しくない！？』
「あ、だから美味いのか！……………」
さとみくんは、手を止めては無言になった。
『さとみくん？どうs………………』
さとみくんの目線には、さっきの新聞が………。
「こんな事言うのも、本当は言いたくないんだけどな……」
『う、うん……。良いよ。言って？』
「あのな、莉犬」
「もう、家から出ないで欲しい」
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作者名：。 | 作成日時：2020年5月1日 20時
