恋してもいいですか。 {莉犬}

.3出会い2 ページ3

『どうしてですか？』


??『いや、別に…。』


『？？』









んー。
この方誰かの声に似てるし、、









??『君の名前は？』


『Aって名前です』


??『A…か。』


『…あなたは…？』


??『あ……え、ええっとー……

りぬ。』


『りぬさん？』









そんな戸惑いながら名前言う必要あるのか…？









り『…う、うん。あ、呼び捨てでいい』



『りぬ。。莉犬くんに似てる名前ですね』



り『そそ、そうだね？』



『どうしました？w』



り『ううんw

A、普通の高校生だよね？』



『うん、高校生。
でも何故かここに居るんですよ』


り『そろそろ帰らなくていいの？』



『どうやって帰ればいいですかね…？
出口どこですか？そして、一般人の私が出口くぐれるんですかね』



り『おいで。俺もそろそろ行かなきゃだと思うから一緒に行こ。』


『あ、はい』









物置き場から出ると、出口の方まで連れてってくれるりぬさん…じゃなくてりぬ。



5分くらい経って、りぬが立ち止まった。









り『あ、やべ』



『どうしました？』









りぬが見つめる先を見ると、男の人がこっちに向かって走ってくる。









?『もうすぐなのでスタンバイしてください、りi…』



り『あ、あ、あーーー！！！
行きます行きます、ちょっと待ってください』









急に大きな声出すからびっくりした。









り『俺、行かなきゃなんだよね。
降りてすぐが出口だからあとは行ける？』



『いけます。ありがとうございます。』



り『いえいえ。少しだけだったけど会えて良かった
またどこかで会えたらいいな。』









それだけ言うとりぬは、私に微笑みかけてから男の人について行ってどこかへ行ってしまった。






りぬ…いい人だったな…。

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