幕間 ページ15
サンソンside
翌朝_______________________
目を覚ますと、彼女は既に姿を消していた。
サイドテーブルには昨夜羽織っていたフードと一枚の置き手紙が風に煽られひらりと舞っている。
「”素敵な夜をありがとう。
心優しい処刑人さん。”」
宛名の部分に名前は書かれていなかった。
一夜の夢として忘れてしまえという事だろう。
フードを手に取れば、ほのかに香る彼女の香りで
昨日の事を思い出す。
昨日のあの時間だけは、Aは僕のものだった
「これは、愛なのか・・・？」
それとも、支配欲か？独占欲か？只の.欲か？
今の僕にはそれが解らなかった。
妻を愛していない訳じゃない。
家族を大事に思っているのは確かだ。
でも、それ以上にAを愛してしまったんだ。
叶わない想いだとわかっている。
叶ってはいけない想いだと。
彼女は王妃の侍女で、僕は処刑人。
ああ神よ、来世があるのなら
どうか彼女との運命の糸を結んでください。
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あまり(プロフ) - サンソンの小説あまりないので嬉しいです…！そして読みやすくて素敵です。更新頑張ってください！ (2019年4月17日 2時) (
レス) id: e54a89047c (このIDを非表示/違反報告)
リンゴリラン - 凪奈。さまありがとうございます！自分も歴史好きなのでそう言ってくださってすごく嬉しいです。更新滞っておりますがこれからも宜しくお願いします！ (2018年9月3日 22時) (レス) id: ce7a11d6d6 (このIDを非表示/違反報告)
凪奈。(プロフ) - フランス革命が大好きな私に、とてもピッタリなお話です！更新楽しみにしてます！！ (2018年9月1日 17時) (レス) id: 14ff4282a2 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴリラン - 氷輪さまありがとうございます！素敵な文章などと恐れ多いです笑。力不足ですがこれからも精進して参ります！ (2018年8月2日 11時) (レス) id: ce7a11d6d6 (このIDを非表示/違反報告)
氷輪(プロフ) - いつも楽しんで読ませていただいています！作者様の文章がとても素敵で引き込まれます！これからも更新頑張ってください！応援しています( ´∀｀) (2018年8月2日 2時) (レス) id: 9e47dac2f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンゴリラン | 作成日時：2018年7月22日 18時
