ep.149 逆ナン降谷さん ページ14
父「男の子ですか？女の子ですか？」
降「えっと…女の子の予定ですね！」
男の子「じゃあ君はお兄ちゃんだな！」
ハ「ワンッ！」
降「『あははは…』」
ちなみに一番やばかったのはコレ。
ver.若い女性グループ
女1「お兄さん、お一人ですかぁ？」
女2「ワンちゃん可愛いですね！」
女3「私たちと一緒にどうですか？」
私が木陰で座っているときに近づいてきた、お化粧をバッチリ決めたお姉さん三人組。少し離れてはいるが、声はハッキリと聞こえている。
まぁいわゆる"逆ナン"である。
まぁ、180越えのベビーフェイスイケメンが、可愛い犬と遊んでたら誰だって声かけるよね。見るからに肉食そうな彼女たちにとったら、いい獲物だもん。
そんろな彼女たちとは反対に、彼女たちの胸元に抱かれた子犬は、左からトイプードル、ミニチュアダックスフンド、チワワと可憐で可愛い子揃い。
面倒くさそうなのに絡まれて、降谷さんざまぁ笑なんて思いながら、私はその行く末を見守る。
がしかし。私はこの直後、降谷さんをバカにしたことを深く後悔することになるのだった…
降「あぁすみません。僕、連れがいまして…」
降谷さんは後頭部に手を当てながら、わざとらしく困ったふりをする。…あざと
女1「えーそんなに大切なひとなんですかぁ〜？」
女2「少しくらいいいじゃないですか！」
女3「私たちと向こう行きましょう？」
諦めの悪いお姉さんたちだった。
お姉さんの一人が、降谷さんの右腕に手を絡ませる。
降谷さんは、眉一つ動かさずにその手を優しく解いた。
降「すみません…"世界で一番大切"な妻が妊娠中でして、"片時も"離れたくはないんです。"妻も一緒"でいいなら、是非行きたいんですけど…」
『っ…//』
女1「そ、それな仕方ないですよねぇ〜…！」
女2「じゃ、じゃあ失礼します！」
女3「し、失礼しますっ！」
降谷さんは、所々強調しながら誘いを断り、ため息をつきながら戻ってくる。
もちろん、その言葉は私の耳にも届いていた。
…お姉さんたちを巻くための言葉だったとわかっているのに、自分はどうもこういう言葉に弱いらしく、顔に熱が集中してしまう。
私は、戻ってきた降谷さんの顔を、直視できなかった。
降「ふぅ…ちょっと疲れたな。そろそろ帰るか…」
『そうですね』
しばらくして、ハロも降谷さんもドロドロになったので、帰ることに。
気づけばもう日が傾いていて、風が少し冷たかった。
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りんねむ(プロフ) - sherryさん» sherryさん、コメントありがとうございます！時間がある時に、がんばって更新したいと思いますm(*_ _)m (2022年5月18日 17時) (
レス) id: a65ebb8e54 (このIDを非表示/違反報告)
sherry(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2022年5月13日 9時) (レス) id: 5b04212fee (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 朱音さん» 朱音さん！コメントありがとうございます(泣)頑張ります*_ _) (2022年3月28日 1時) (レス) id: a65ebb8e54 (このIDを非表示/違反報告)
朱音 - ゆっくりでいいので更新頑張ってください！ (2022年3月26日 15時) (レス) id: 99e1269188 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - あっちゃんさん» コメントありがとうございます！！時間ができたら更新するように頑張ります！！m(*_ _)m (2021年9月12日 2時) (レス) id: a65ebb8e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2020年4月14日 21時
