第147話 休憩時間 ページ2
「烏野のさ、小さい10番ヤバくなかった？速攻バンバン決めてさ」
「うん、あの身長なのになー！」
影「…」
日「…///」ﾋｸﾋｸ
影「…」
日「…ﾊｯ、な、なんだよ！うれしくしたっていいじゃんか！
おれあんな風に言われたことないし！」
休憩中。
先程の常波戦を見た人たちだろうか、烏野の、日向のことを口に出す人がちらほらいた。
その言葉に、
その顔を、周りは微笑ましく見ていた。
周りは...
微笑ましく......
影「...」ﾆﾔｯ
日「！！？」
なかった。1人だけ。
影山はそのまま口を開く。
影「別に何も言ってねぇだろ。お前が注目されんのは良い事じゃねぇか。相手がお前に注目して警戒すればする程、お前は本領を発揮する。」ﾄﾞﾔ
日「おぉ...！」
ニヤついてるのか、ドヤっているのかわからないが、影山が不気味な笑みを浮かべたまま、日向に話す。
日向自身も感動しているご様子。
日「よくわかんないけど、とりあえずお前の顔怖い」
影「......」
いや、よくわかってなかったんかーい
影山の笑顔が怖いのはわかるんだけどね。
(本人は怒って、日向の頭を鷲掴みにしている。)
烏「おう、その通りだな」
日「『コーチ！/けい兄！』」
え！？けい兄まで影山の笑顔を...
烏「とにかく、"あの小っこい10番すげー！！"な空気を作る。」
『...(そっちか...)』
流石に違ったようだ。
ここまで来ると、影山可愛そうだなと思っていたのだが、杞憂だったらしい。
そんな雑念を振り払って、
烏「日向が光れば光るほど、相手のブロックは目がくらむのさ！」
日「！！」
今度は日向も理解・納得出来たみたい。
目を輝かせている。
烏「ｰｰｰｰｰｰｰｰで、2回戦目のスターティングは...」
再度けい兄が口を開くと、みんながシンっと静まり返る。
烏「1回戦目と同じで行く。」
『......』ﾁﾗｯ
その言葉に一瞬だけ、ピリついた空気が流れた。
いや、私だけがピリついたのかもしれない。
これは試合で、"もう1回"はない。
だから完全な実力主義だ。
そんなことはわかっている。
それでも。
私は3年生たちを盗み見ずには居られなかった。
澤「.........」
菅「.........」
烏「次の試合は1時半からだ！身体冷やすなよ！
それまでに軽く飯食っとけ。腹いっぱいにすんなよ！』
けい兄の指示で、各々休憩に入った。
続く (更新停止中)
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れな(プロフ) - とても好きです。良ければ更新してもらえると嬉しいです！わがままをいえば西谷と田中との絡み沢山見たいです！完結までついていかせてください！ (5月22日 13時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
純恋 - 初めて読ませていただいたのですが、めっちゃ面白かったです♪早く続きが見たいです( *｀ω´) (2023年5月8日 5時) (レス) @page2 id: 07ef4aabd6 (このIDを非表示/違反報告)
URAN٩( ᐛ )و - 初めまして〜この小説よくせてもらってます！とにかくストーリーが好きです！！主様これからも頑張ってください。続き待ってます！！ (2022年10月3日 20時) (レス) @page2 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2022年9月5日 0時
