第126話 マネージャーの謀り事 ページ30
烏「――こんな感じか。詳しいことはまたその内な。」
流石けい兄。ちゃんと調べてある。
けい兄はあぁ見えて結構真面目だからね。
…まぁ、大地さんとスガさんは意外だなぁなんて思ってるんだろうけど…笑
澤・菅「(烏養さんズボラっぽいのにちゃんと調べて…!ズボラっぽいのに…!)」
烏「お前等今何か失礼な事考えねぇか」
あぁ、あの顔はやっぱりそうだな笑
なんて話は置いといて…
東「そう言えば、俺と西谷が戻る前に青葉城西には勝ってるんだよな?」
旭さんと西谷が興味深そうにこちらを見ている。
菅「あの時は肝心の"及川徹"がほぼ居ない状態だったんだよ…」
澤「そんで
東「……」
主将、副主将の言葉に黙る部員達。
それもそのはず。性格はあれだけど、
烏「――とまぁこの辺が"俺的今年の4強"だ。
――とは言ってみたものの、"上"ばっか見てると足掬われることになる。
大会に出る以上負けに来るチームなんか居ねぇ。全員勝ちに来るんだ。俺達が必死こいて練習してる間は当然他の連中も必死こいて練習してる。弱小だろうが強豪だろうが勝つつもりの奴等はな。それ忘れんなよ。」
全「オス」
烏「――そんでそいつらの誰にも、もう"飛べない烏"なんて呼ばせんな!」
全「あス!!」
そしてその日は解散となった。
清「千尋ちゃん…!」
練習後、帰ろうとすると潔子さんが私を引き止める。
『潔子さん?どうしたんですか?』
清「さっき器具庫の奥で"コレ"見つけて…!
それでね…その…。"コレ"直して使いたいなって思って…//」
『っ…!』
潔子さんはもじもじと恥ずかしそうに言葉を紡ぐ。
…潔子さんの照れ顔頂きました…!!
清「どう、思う…?」
『っ凄く良いと思います!』
清「よかった…!」
『練習の後に残ってやりますか?』
清「他の部員には内緒でやりたいの」
『内緒で?』
清「うん。前日の練習の後にお披露目して、みんなを驚かせたいんだ。私、激励とか得意じゃないから…」
『サプライズって事ですね…いいですね!きっとみんな大喜びしますよ!』
清「だといいな…」ニコ
『じゃあ更衣室とかでやりますか?あそこなら男子の部員達は入って来られないし!』
清「うん、そうだね。そうしよう。」
『…なんだかわくわくしますね!』
清「そうだね」ニコ
こうして私と潔子さんのサプライズ計画がスタートし、私達はすっかり日が落ちた夜道を帰った。
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りんねむ(プロフ) - 零さん» そんなことないです!更新しようと思ってます! アニメも最終シーズン動き出したみたいですしね!!頑張って面白い話書いていきたいと思います!! (2022年9月5日 0時) (レス) id: a65ebb8e54 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 凪さん» 返信遅れてごめんなさい!コメントありがとうございます!( *´꒳`*) また、更新していきたいと思います! (2022年9月5日 0時) (レス) id: a65ebb8e54 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - この話ってもう更新されない感じですか?😭この話春高までやって欲しいです。おもしろくて一気見しちゃいました。更新楽しみにしてます (2022年9月4日 19時) (レス) id: 3b18e7e712 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - とうとうシーズン4ですね おめでとうございます! りんねむさんの小説、いつも楽しみにしてます。これからも無理のないよう頑張ってください (2020年7月19日 23時) (レス) id: 2e6c097ff9 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 鬼刀茜さん» 120話が"烏飼"になってました!先程"烏養"に訂正しました!御指摘ありがとうございます!m(_ _)m (2020年3月26日 13時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんねむ | 作成日時:2020年1月11日 10時