第95話 挨拶 ページ49
「女っ…マネッ…しかも二人…？！美っうぉ…あぅっファァァァ」
私と潔子さんがお辞儀をすると、何やら奇声をあげ始めるモヒカン君。
すると後ろからパンッという乾いた音が聞こえた。
「やった！女子マネージャー居た！」
「ハーゲンダッツゲット！」
音のしたほうを見てみると、音駒の選手がイェーイ！とハイタッチしていた。
…烏野に女子マネが居るか居ないか賭けてたのかな？で、その賞品がハーゲンダッツ？
「おぼえてろよォォォ」
「「あ"！！猛虎さん逃げないで！」」
『…なん、だったんですかね？』
清「さぁ…？」
うおぉーんと泣きながら体育館へダッシュして行ったモヒカン君の背中を見て、首をかしげる私たち。よくわかんなかったが楽しかったので良し。
そして私と潔子さんは体育館に到着した。
『私、音駒の監督に挨拶行ってきますね』
清「了解、臨時マネやることも話しておいで」
『はい！』
私は陣地に荷物を置いてから、けい兄と武ちゃんと話す猫又先生の元へ走った。
『猫又先生！』
猫「ん？…おぉ！千尋か？！」
『お久しぶりです！』
猫「君ももう高校生か…秀斗と蓮斗が懐かしいな！」
『その節は兄がお世話になりました。そして私もお世話になります！』ﾌﾌｯ
猫又先生と会うのは5年ぶり。
最後に烏野と音駒が練習試合をした時依頼だった。
直「…あ、君もしかして茨木の妹の…？」
『はい、茨木千尋と申します。兄がお世話になりました。』
直「いやいや！お世話になったのはむしろ俺だよ！な、烏養！」
烏「秀斗さんも蓮斗も音駒の選手とめっちゃ仲良かったもんな」
武「それって烏養くんの同級生だったという千尋さんのお兄さんですか？」
『はい。私、兄が二人いるんですけど、どっちも烏野でバレー部だったんです。烏養さんと同級生の蓮斗と、2つ上の秀斗。なので小さい頃から猫又先生とは面識があるんです。』
武「そうでしたか…！」
久しぶりの再会で話が盛り上がる。
…っといけないいけない。大事な話がまだだった。
『あの、猫又先生』
猫「ん？」
『
猫「！…本当か！それは有り難い！よろしく頼むよ！」
『っ…！はい、精一杯頑張ります！』
良かった。
要らないと言われたらどうしようかと思ったが、猫又先生は笑顔で握手してくれた。
音駒高校…一体どんなチームだろうか。
私は期待に胸を膨らませ、準備に取り掛かるのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 930人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんねむ(プロフ) - は る くさん» コメントありがとうございます！そして返信が遅くなってしまいすみませんm(_ _)m 以前、変なところを押してしまったらしく、シリーズ一覧に表示されなくなってしまったんです…！わかりにくくてごめんなさいm(_ _;)mこれからも本作品をよろしくお願いします！ (2020年3月18日 22時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
は る く(プロフ) - すみません！下にありましたね!!読んできます！ (2020年2月24日 1時) (レス) id: 20d1569ebb (このIDを非表示/違反報告)
は る く(プロフ) - この作品の1はもう無いのでしょうか、、、？すごく読みたいです( .. ) (2020年2月24日 1時) (レス) id: 20d1569ebb (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 綾さん» コメントありがとうございます！誤字ばかりですね…すみません…。ご指摘感謝致しますm(_ _)m (2020年1月11日 19時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
綾(プロフ) - 鷲上じゃなくて鷲匠だと思います (2020年1月11日 18時) (レス) id: c6c2226349 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りんねむ | 作成日時：2019年6月16日 18時
