第72話 興味 ページ25
天童side
今日からGW合宿！！
でも一つ問題が…
昨日の夜モ○ハンやってたら今日寝坊しちゃったんだよネww
だから今日は一日"こんな"髪型！！
オレは慣れない長い前髪にそわそわしながら登校した。
「えっ天童！？」
「ちょっとかっこいいんだけど！」
「私全然アリだわ！」
学校につくなりクラスの女のコたちに騒がれる。
天「ホント？オレかっこいいー？w
今日時間無くてさーw」
「これからは下ろしてなよ！」
「こっちの方がいいって！」
天「ありがと〜でもバレー出来ねぇわww」
名前もうる覚えの、ミジンコほども興味のない女のコたちはキャッキャッ言いながらオレの髪をベタベタと触って来る。
しかもそれを会う人会う人(女子)がやってくるもんだから流石のオレも苛ついてくる。
瀬「女子たちにキャッキャッ言われた感想は？」
みんなのところに戻るとえーたくんが聞いてくる。
感想かぁ…まぁ、あれだネ！
天「人を見た目で判断しちゃうクズ！！あと髪の毛触んなww」
瀬「キビシーww」
天「あ、若利くんおはよう！」
牛「おはよう。前髪が目に入って危ないぞ。」
天「ハーイ」
えーたくんと話して居ると、若利くんも合流する。
そして挨拶とともに、オレの事を気にかけてくれる。流石オレらの
あの女のコたちとは違う。
だってそうデショ？
髪の毛下してようが下ろしていまいがオレはオレ。
その後も事あるごとに髪の毛をいじられ、それはオレを苛つかせ、疲れさせるのには十分だった。
でも神サマは酷い事しかしない訳では無かった。
大「天童ー大丈夫かー？」
瀬「まぁしょうがなねぇって」
天「うんwオレもう二度と髪の毛下ろしてこねぇわww」
瀬「おう、そうしろwってあれ？」
放課後、教材やら宿泊の荷物やらが入った大きなバックを背負って、獅音くんたちと体育館へ向かっている時だった。
えーたくんが何かに気づく。
瀬「あの体育館の前にいるの千尋か？」
大「あ、本当だ。もう来てたんだな。」
その一言を聞いて体育館の方をよく見ると扉の前に一人の女のコが。
オレと同じ真っ赤な髪の毛をした、オレが唯一
その姿を見た途端、今までのイライラとか疲れが一気に吹っ飛んだ。
__________________________
※天童さんの髪下ろしてる話はブリ照りさんと言う絵師さんのイラストを参考しています。
凄く素敵な絵で、白鳥沢を中心に描いているので、皆さんもぜひ見てみて下さい！
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りんねむ(プロフ) - は る くさん» コメントありがとうございます！そして返信が遅くなってしまいすみませんm(_ _)m 以前、変なところを押してしまったらしく、シリーズ一覧に表示されなくなってしまったんです…！わかりにくくてごめんなさいm(_ _;)mこれからも本作品をよろしくお願いします！ (2020年3月18日 22時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
は る く(プロフ) - すみません！下にありましたね!!読んできます！ (2020年2月24日 1時) (レス) id: 20d1569ebb (このIDを非表示/違反報告)
は る く(プロフ) - この作品の1はもう無いのでしょうか、、、？すごく読みたいです( .. ) (2020年2月24日 1時) (レス) id: 20d1569ebb (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 綾さん» コメントありがとうございます！誤字ばかりですね…すみません…。ご指摘感謝致しますm(_ _)m (2020年1月11日 19時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
綾(プロフ) - 鷲上じゃなくて鷲匠だと思います (2020年1月11日 18時) (レス) id: c6c2226349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2019年6月16日 18時
