第45話 エースと主将 ページ47
in放課後
東峰side
チャイムが鳴って放課後が訪れる
キュキュッ
ダンッ
キュッ
「もう一本もう一本！」
「うるせぇわかってんだよ！」
体育館の前を通るともうボールの音がしていた。
俺は無意識に体育館へと足を進めていく
そして中を覗くと…
ドッッ
東「！」
凄いバネ
完璧なタイミングのトス
(日「手にこうズシッとくるあの感じ」)
(影「コートには6人居るんだから」)
(西「俺、全部拾って繋ぎます！！
だからそのボール、ガッツリスパイク決めて下さいね！！
旭さん！！」)
今日の日向の言葉、影山の言葉、そして西谷。
西谷の俺を呼ぶあの笑顔が頭をよぎった。
しかしそれは日向の一言でかき消される。
日「おっしゃ！対音駒戦も速攻決めるぞォーッ！」
東「！」
"ネコ"？
音駒！？
あの音駒と試合！！？
澤「GW最終日に練習試合なんだ」
東「！」ｷﾞｸｯ
音駒と言う単語に驚いていたら、後ろからよく知った声が。
東「ゲッ」
澤「"ゲッ"って何だ！！
おい逃げるな！」
東「だってお前怒ると怖いんだもん！」
澤「今別に怒ってないだろ！」
俺らの
東「………」
澤「…聞いたろ？あの音駒が来るんだ。
まぁ俺達からすれば音駒の事って昔話みたいな感じで聞いてたし、今の代の烏野と音駒に何か因縁があるわけじゃない。
…でも
よく話に聞いてたあの"ネコ"と今、俺達が数年ぶりの再戦ってなるとちょっとテンション上がるよな。」
東「………
…けど俺は、スガにも西谷にも合わせる顔が無い」
澤「！…まったくお前は…
デカイ図体して相変わらずへなちょこだな！
西谷と対極にも程がある！」
ニコッと笑って俺の肩に手を置きながらそう言う大地。
東「も少し言葉をオブラートに包めよ…」
澤「安心しろ！
スガは勿論、西谷も問題ない！
お前と違って懐が深いからな！」
東「お前って"基本優しい"っていうキャラじゃなかったっけ…？」
澤「お前は対象外だ！へなちょこだからな！」
東「……」
澤「…ひと月もサボった事とか、なんか色々気まずいとか、来づらいとかそういうの関係無いからな。
まだバレーが好きかもしれないなら、戻ってくる理由は十分だ。」
東「！」
澤「あ、それとな」
東「？」
澤「"エース"に夢抱いてる奴も居るんだからな。」
東「！」
俺は大地の言葉にも何も言えなかった。
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りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 全然大丈夫です！お気になさらないで下さい！ (2019年6月20日 6時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - すいません(￣▽￣;)10番のイメージが強すぎて勘違いしてました(^_^;) (2019年6月20日 3時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 原作沿いに書いているのですが、私の書くスピードが遅いもので……。すみません(^_^;)烏野10番の日向翔陽はもうしばらくお待ち下さい！！今回はコメントして頂いてありがとうございました！これからも本作品をよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月19日 21時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 初めまして！コメントありがとうございます！m(_ _)m先程、単行本2巻の方で確認しましたところ、青葉城西高校との初めての練習試合では、日向のゼッケン番号は5番でした。そこはまだユニフォームが届く前のお話なんですね！ (2019年6月19日 21時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - 初めまして(笑)今、練習試合のところまで読んだのですが、日向の背番号10番なのに5番になってるので訂正お願いします(^_^;) (2019年6月19日 18時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2019年1月11日 0時
