第4話 中学のハナシ ページ5
『……別に、私がどこの高校に行こうと私の勝手でしょ？
それに、君は人の心配をするよりも自分の心配をしたほうがいいんじゃないの？
"コート上の王様"さん？』
影「っ……！！」
そんな影山にちょっとムカついたので、彼が一番気にしているであろうところを突いてやる。
すると案の定、口をつぐんでしまう影山。
『……私は試合見に行ってないから、他の奴らとの間に何があったのかは知らない。
でも、その"あだ名"が名誉なものじゃない事はすぐわかったよ。
月曜日のあれ。影山は日向に"それのどこが去年と違うんだ"って言ってたね。
私からすれば、影山も"それのどこが去年と違うんだ"って思うよ。
あの日の"敗北"からお前は何を学んだの？
あの時の、今のままじゃいけないことぐらいわかるでしょ？
だからこの試合………
がんばれ。』
私の話を聞き、徐々に下を向く影山の顔を持ち上げ、デコピンをしてニッと笑ってみせる。
すると影山はポケッとした顔をして小さくはいと返事をした。
澤「じゃあ始めるぞー」
大地さんの一言で試合が始まる。
ちなみに私は審判で、日向・影山の相手の1年チームの助っ人は大地さんだ。
……でっかいなぁ…
相手の1年を見たときの最初の感想。
2番目の感想は"性格悪っ"
さっき田中と日向を挑発しているところをみて思った。
長身金髪メガネの彼は月島蛍くん。
そしてもう一人のアホ毛そばかすの彼は山口忠くん。
間もなくして試合開始…
両チームともいい動きをしていた。
特に日向。
あのバネには驚いた。
でも月島の高くあげられた手によって、日向のスパイクはことごとくブロックされてしまう。
その間にも月島は日向や影山を挑発し続ける。
そして自信があったであろう影山のサーブも、大地さんによって完璧にレシーブされてしまう。
月「ホラ王様！そろそろ本気出したほうがいいんじゃない？」ﾆﾔ
……なんて性格の悪さだ
これでもかと影山を挑発してくる。
月島蛍………要注意人物だ…
その後も月島は影山の中学時代の話を持ち出し、影山を崩そうとする。
そして影山も「トスを上げた先に誰も居ないっつうのは、心底怖えよ」と、静かに言った。
その時
日「えっでもソレ中学のハナシでしょ？」
日向のその一言で、周りはシンッと静まりかえる。
日「おれにはちゃんとトス上がるから別に関係ない！」
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りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 全然大丈夫です！お気になさらないで下さい！ (2019年6月20日 6時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - すいません(￣▽￣;)10番のイメージが強すぎて勘違いしてました(^_^;) (2019年6月20日 3時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 原作沿いに書いているのですが、私の書くスピードが遅いもので……。すみません(^_^;)烏野10番の日向翔陽はもうしばらくお待ち下さい！！今回はコメントして頂いてありがとうございました！これからも本作品をよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月19日 21時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 初めまして！コメントありがとうございます！m(_ _)m先程、単行本2巻の方で確認しましたところ、青葉城西高校との初めての練習試合では、日向のゼッケン番号は5番でした。そこはまだユニフォームが届く前のお話なんですね！ (2019年6月19日 21時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - 初めまして(笑)今、練習試合のところまで読んだのですが、日向の背番号10番なのに5番になってるので訂正お願いします(^_^;) (2019年6月19日 18時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2019年1月11日 0時
