第1話 単細胞生物 ページ2
田中side
高2の春、入部初日から1年2人が問題をおこした。
やつらの名前は日向翔陽。影山飛雄。
こいつらは大地さんを怒らせ、体育館から閉め出されてしまったのだった。
大地さんの言うことも聞かず、教頭のズラを吹っ飛ばし、ケンカばかり…。
まぁ閉め出されるのは無理もないって訳だ。
日向と影山が閉め出された体育館に、1人の女子生徒が入ってきた。
その女子生徒は、体育館を閉め出された1年2人の背中を不思議そうに見ながら挨拶をする。
『ちわス。どうしたんですか？あの子たち。』
菅「あぁ、あれね……(笑)」
田「大地さんの言う事聞かないで勝手にケンカして、」
澤「あげくのはてに教頭のカツラ吹っ飛ばしたから、俺が閉め出した。」
『……なるほど。それは大変でしたね。』
自分で聞いたのにも関わらず、興味無さげに言葉を返す彼女の名前は茨木千尋。
この男子バレーボール部のマネージャーだ。
ちなみに俺と同じ2年で、クラスは4組。
学年1と言っても過言ではないほど容姿が良く、頭も良い。
後ろで一つに結ばれた美しい赤毛に、透き通った黄緑色の目。
その容姿はすれ違う人の目を奪う。
それはもう、大会に行けば必ず他校の男子生徒に声をかけられる程に…
だが、千尋は大人しそうな見た目の割に、意外とサバサバした性格をしている。
それがいわゆるギャップ萌えと言うやつなのか、こいつはモテる。
まぁ、彼氏はいないようだが……
その後、彼女はドリンクを作ったり、タオルを用意したり、練習の準備をする。
その姿に見惚れる部員たちには全く気づかずに。
そして練習後…
「「キャプテン！！！」」
田「！？何だっ」
菅「！？誰だっ」
突然外から大声が聞こえたと思ったら、あの2人だった。
影「勝負させて下さい！」
日「おれ達対先輩達とで！」
「「(せーのっ)…ちゃんと協力して戦えるって証明します！！！」」
…ウハーッ！ビバ単細胞！！
まさか、とは思ったが本当にやって来るとは…
でも俺はこういう奴ら嫌いじゃねぇ！
ってな訳で次の土曜の午前、他の1年とこいつらとで3対3の試合をやることになった。
『……また厄介な子たちが入ってきましたね。』
2、3年だけになったところで口を開く千尋。
『単細胞バカは同級生だけで十分だってのに…。
ねぇ田中？』ｺﾞｺﾞｺﾞ
田「…うっ……バカは余計だっ！」
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りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 全然大丈夫です！お気になさらないで下さい！ (2019年6月20日 6時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - すいません(￣▽￣;)10番のイメージが強すぎて勘違いしてました(^_^;) (2019年6月20日 3時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 原作沿いに書いているのですが、私の書くスピードが遅いもので……。すみません(^_^;)烏野10番の日向翔陽はもうしばらくお待ち下さい！！今回はコメントして頂いてありがとうございました！これからも本作品をよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月19日 21時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 桜音姫さん» 初めまして！コメントありがとうございます！m(_ _)m先程、単行本2巻の方で確認しましたところ、青葉城西高校との初めての練習試合では、日向のゼッケン番号は5番でした。そこはまだユニフォームが届く前のお話なんですね！ (2019年6月19日 21時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
桜音姫(プロフ) - 初めまして(笑)今、練習試合のところまで読んだのですが、日向の背番号10番なのに5番になってるので訂正お願いします(^_^;) (2019年6月19日 18時) (レス) id: 1b05663279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2019年1月11日 0時
