ep.39 完成! ページ40
千尋side
コ「いい匂い…」
『そー?…よし完成!
お味はっと…うん、美味しい〜!流石私天才!!コナンくんも食べてみる?』
調理を始めて小一時間。野菜をたっぷり入れた千尋特性、栄養満点おじやが完成。一口味見をして笑みが溢れる。
コ「いいの?」
『もちろん!感想聞かせてね!
昴さんと哀ちゃんも食べますか?』ニコ
沖「えぇ、是非頂きたいです。」
灰「私も少しだけ」
『了解!…熱いから気をつけてね?』
小さな器に少しずつよそって3人に渡す。
コ「美味しい…!」
沖「優しい味ですね。とても美味しいです。」
灰「美味しいわ。」
『そう?嬉しいなぁ』
味は好評のようだ。大した料理では無いが、褒められるとやはり嬉しい。
私は頬を緩ませながら食器棚に近づく。風見さんが起きた時にすぐ食べれる様にしようと思ったからだ。底の深いお椀は高いところにあったので、頑張って背伸びをする。
『(もう、ちょっと…!)』
フワッ
『っ!…昴、さん?』
沖「危ないですよ。声をかけてくれれば取ったのに。」
『ありがとうございます…』
もう少しで食器が取れそうというところでバランスを崩し、上からお皿が降ってくる。しかし、昴さんが後ろから食器と私を支えてくれたので最悪の事態は免れた。
『(今の匂い…。赤井さんとあった時、どこかで嗅いだことあるなと思ったけど、昴さんだったのか…)』
今着ているTシャツといい、エプロンといい、近づいた時の匂いといい…
ほんのり苦い煙草の匂いと、爽やかな柔軟剤の匂いが混ざったような。…一言で言うと"大人の匂い"かな?
コ「千尋姉ちゃんどうかした?」
『あ、いや、昴さんと赤井さんの匂いが似てるなって思っただけ。珍しいこともあるもんだね!』
コ「そ、そう…」
コナンがなんか微妙な顔してたけど気にしない。たぶん"人の匂い嗅ぐとかキモ"って思われてるんだと思う。…そんなの気にしないもん。
ガチャ
博「哀くーん。戻ったぞー。」
そんな時、子供たちを送りに行った博士が帰って来た。どうやら博士と哀ちゃんとバイバイする時間になったようだ。
『哀ちゃんまたね。おやすみ。』
灰「おやすみなさい。」
『博士も。おやすみなさい。』
博「おー、おやすみ。」
リビングを出ていく2人に手を振る。うん、やっぱり哀ちゃん可愛い。
2人が出ていったことを確認して私はニヤリと笑った。
『…昴さん、ちょっと飲みません?』ニッ
さぁ楽しい楽しい夜の始まりだ…!
ep.40 コナンくんの気持ち→←ep.38 沖矢さんの気持ち
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りんねむ(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» そうだったんですね!誤解が解けてよかったです!こちらも全然きにしていないので、どうかお気になさらないで下さいね!応援ありがとうございます!これからも楽しんで頂けるように頑張ります!(^^)/ (2020年4月14日 23時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
空白@吹部@Tp@不定期浮上(プロフ) - りんねむさん» けしてアンチとか冷やかしとかではなく私の知識不足なので…!100%私に非があるので気にしないで下さい!お騒がせしました…! (2020年4月14日 23時) (レス) id: 15a6a51f8f (このIDを非表示/違反報告)
空白@吹部@Tp@不定期浮上(プロフ) - りんねむさん» こちらこそすいません!お恥ずかしい…他の小説と混ざって勘違いしてました…!更新頑張って下さい!応援してます! (2020年4月14日 23時) (レス) id: 15a6a51f8f (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» vol.2以降では、設定の次にある"相関文"で明記してありますので!長い返信になってしまってすみません! (2020年4月14日 22時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» 作者の都合で、わかりにくい表記となってしまいすみません。ですが私自身、彼らの設定をきちんと把握しているつもりなので、これからはもう少し気をつけて執筆をしていきたいと思います。ご指摘ありがとうございました。これからも本作品をよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年4月14日 22時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんねむ | 作成日時:2019年8月6日 13時