ep.24 2人が描いた人 ページ25
後ろから子供たちの机を覗き込むと、そのほとんどが自分のお母さんとお父さんを書いていた。…そう、ここに居る2人を除いて…
『蘭ちゃんと小五郎叔父さんかな?笑』
コ「笑うなよ…」
『まぁ優作叔父さんと有希子姉さんは流石にかけないしね笑
あ、新一書けばよかったじゃん!』
コ「なんでだよ!それだと自画像になっちゃうだろ!」
『確かにー笑
で、哀ちゃんはー?博士と…、もしかしてそれ私?』
灰「…えぇ」
『え、嬉しい!しかも似てる、上手い!ありがとう哀ちゃん!』
灰「…別に。他に書く人がいなかったから」
『それでも嬉しいよ!それあとで頂戴?お部屋に飾るから!』
灰「い、嫌よ!……恥ずかしいもの…!」
コナンくんは小五郎叔父さんと蘭ちゃんを、哀ちゃんは博士と私をそれぞれ書いていた。
私が哀ちゃんにそれ頂戴?と言うと全力で拒否されたが、哀ちゃんの抵抗も虚しく、担任の先生の「書き終わった人からお家の人にプレゼントしに行きましょう!」という一言で私はその絵を手に入れることが出来た。
ちなみにコナンくんからももらったよ。蘭ちゃんの代理でね。
灰「今日はありがとう。来てくれて。」
『いいのいいの!博士によろしくね!バイバイ!』
その後、懇談会も終わり、私は2人を車に乗せそれぞれの家まで送っていた。
哀ちゃんを博士の家で降ろし、次は毛利探偵事務所へ。
コ「先に俺を送ってからのほうが良かったんじゃねぇか?博士ん家とオメェん家一軒挟んだ隣なんだから。」
『あーいいのいいの!ちょっと用事があってさ…その、ポアロに。』
コ「ふーん。」
車を発進させながら新…コナンくんと話す。
博士の家と私の家は、工藤邸を挟んだ隣。確かにコナンくんを送ってからこっちに来たほうが楽だ。
でも、今日は降谷さんに呼び出されてるからポアロに行かなきゃならない。なんでも、渡す資料があるとかないとかで…
『よーし着いた!じゃあねコナンくん!蘭ちゃんによろしく!』
コ「あぁ。今日はありがとうな!」
車を停めて2人で降りる。
2階へ上がる階段の前でお別れを言ってから、私達はそれぞれ歩き始めた。
カランカラン
安「いらっしゃいませ!」
『こんにちは安室さん!』
安「お久しぶりですね。お仕事大変なんですか?」
『そうですね…でもそこまでじゃないですよ!』
店に入ると爽やかスマイルで上司がお出迎え。
仕事大変なのはあんたのせいだろうが、という心の声を飲み込んで私も精一杯笑い返した。
1791人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんねむ(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» そうだったんですね!誤解が解けてよかったです!こちらも全然きにしていないので、どうかお気になさらないで下さいね!応援ありがとうございます!これからも楽しんで頂けるように頑張ります!(^^)/ (2020年4月14日 23時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
空白@吹部@Tp@不定期浮上(プロフ) - りんねむさん» けしてアンチとか冷やかしとかではなく私の知識不足なので…!100%私に非があるので気にしないで下さい!お騒がせしました…! (2020年4月14日 23時) (レス) id: 15a6a51f8f (このIDを非表示/違反報告)
空白@吹部@Tp@不定期浮上(プロフ) - りんねむさん» こちらこそすいません!お恥ずかしい…他の小説と混ざって勘違いしてました…!更新頑張って下さい!応援してます! (2020年4月14日 23時) (レス) id: 15a6a51f8f (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» vol.2以降では、設定の次にある"相関文"で明記してありますので!長い返信になってしまってすみません! (2020年4月14日 22時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» 作者の都合で、わかりにくい表記となってしまいすみません。ですが私自身、彼らの設定をきちんと把握しているつもりなので、これからはもう少し気をつけて執筆をしていきたいと思います。ご指摘ありがとうございました。これからも本作品をよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年4月14日 22時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りんねむ | 作成日時:2019年8月6日 13時