ep.15 ご本人でした ページ16
降谷side
『降谷さんは、安室さ…あー、透さん？のお兄さんですか？弟さんですか？』
今日から公安に配属となった(僕がした)蓮水千尋は、眉間にしわをよせ、真剣な顔で聞いてくる。
一体何を言っているんだこいつは。
警察官をやっている人間なら普通わかるだろう。しかも公安に出入りしている人間だぞ？兄弟な訳あるか。
爆笑している風見を横目に。僕はため息をついて簡単に説明する。
『まじか…』
少しして、やっと理解したのかそう呟く千尋さん。すると徐々に顔が崩れて行き…
『愛しの安室さんが上司…！あ、でも優しくない安室さんだ。それは果たして良いのか悪いのか…』
なんて一人で百面相を始める。面白いな。
だが、呑気にやっている場合ではない。
こちらに来たばかりではあるが、彼女にはやってもらわなければならない仕事があるのだ。
降「早速だが仕事だ。」
『唐突！…なんですか？』
一度だけツッコミを入れてからすぐに真剣な顔になる千尋さん。
なるほど、やる時はやるタイプなんだな。
降「潜入任務だ。ここのナイトクラブに主催者側として潜入してもらいたい。」
『潜入…任務…。』
風見に資料を持ってこさせて説明を始める。
このナイトクラブ、実は裏カジノでもある。違法ドラッグや拳銃などが取引されているらしい。
だが、その決定的証拠がないのだ。
だから千尋さんに潜入してもらう。
潜入するのはナイトクラブ直属のキャバクラだ。そこである程度人気になってもらい、証拠となるものを取ってきてもらう予定だ。
降「2ヶ月後からこのキャバクラ入ってもらう。いいな？」
『わかりました。…でも降谷さん。私にそんな大人なミッション出来るでしょうか？』
降「どういう意味だ？」
『私、ナイトクラブもキャバクラも行ったことないですよ？異性を誘惑出来るほどの魅力もないですし…』
いきなり弱音を吐くから何事かと思えばそんなことか。
なんのために僕が居ると思っているのか。
降「安心しろ。今日から2ヶ月、僕がみっちり鍛えてやる。」
『…えー、何か嫌な予感がする…風見さんたすけ』
風「頑張って下さい。…ﾌﾞﾌｯ」
『いやまだ笑ってたんかい！！』
降「…千尋、君の実力を見たい。射撃場へ。」
『…あ、はい！』
まるで芸人のコントのような会話をする部下二人。
その様子を少し見たあとで、千尋に声をかける。
"さん"を付けずに呼んだからか少し驚いた顔をして、彼女は元気よく返事をした。
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りんねむ(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» そうだったんですね！誤解が解けてよかったです！こちらも全然きにしていないので、どうかお気になさらないで下さいね！応援ありがとうございます！これからも楽しんで頂けるように頑張ります！(^^)/ (2020年4月14日 23時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
空白@吹部@Tp@不定期浮上(プロフ) - りんねむさん» けしてアンチとか冷やかしとかではなく私の知識不足なので…!100%私に非があるので気にしないで下さい!お騒がせしました…! (2020年4月14日 23時) (レス) id: 15a6a51f8f (このIDを非表示/違反報告)
空白@吹部@Tp@不定期浮上(プロフ) - りんねむさん» こちらこそすいません!お恥ずかしい…他の小説と混ざって勘違いしてました…!更新頑張って下さい!応援してます! (2020年4月14日 23時) (レス) id: 15a6a51f8f (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» vol.2以降では、設定の次にある"相関文"で明記してありますので！長い返信になってしまってすみません！ (2020年4月14日 22時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 空白@吹部@Tp@不定期浮上さん» 作者の都合で、わかりにくい表記となってしまいすみません。ですが私自身、彼らの設定をきちんと把握しているつもりなので、これからはもう少し気をつけて執筆をしていきたいと思います。ご指摘ありがとうございました。これからも本作品をよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年4月14日 22時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2019年8月6日 13時
