恋人はサンタクロース(ジンver.)-3- ページ10
ジ「待て」
『っ…！』
ジンさんに呼び止められて私は立ち止まる。
でも彼の方は見ない。だって今振り向いたらジンさんに飛びついちゃいそうなんだもん。
でも、きっとジンさんはまだ怒ってる。これ以上彼の機嫌を損ねたら、それこそ本末転倒。良いことなんて何一つない。だから私はその場で動かない。
ジ「……。こっちに来い。」
『っ…！』
私はすぐにジンさんの元に行く。でも黙ったまま。自分の欲望と葛藤しながらベットに腰掛ける彼の顔を覗き込む。すると…？
ジ「…その…」ﾎﾞｿｯ
『？』
ジ「…さっきは悪かった…」ﾎﾞｿｯ
『っ！！〜〜ジンさんっ！！』
ジ「っおい…！抱きつくな…！」
『だって〜』
なんと、あのジンさんが自分から謝ってくれた。私はあまりの嬉しさに思わず抱きついてしまう。それぐらい嬉しかった。
『もうジンさんと仲直り出来ないかもしれないってたんですよー！？』
ジ「…耳元で騒ぐな」
『照れ隠しですかー？』ﾆﾔﾆﾔ
ジ「…うるせぇ」
ジンさんに抱きついたままベットに倒れ込む。
ジンさんの首元に顔を埋めて、彼の温もりを感じる。そしてちゃんと、もう一度あの事を謝ろうと思った。
『ジンさん？さっきは本当にすみませんでした。でも私がずっと一緒に居たいって思うの、ジンさんだけですから…ﾌﾌｯ』
ジ「…俺も、こうして同じベッドで寝るのはこの先お前だけだ。」
『ﾌﾌｯ…大好きですよジンさん。』
chu
ジ「ﾌｯ…テメェからのキスも悪くねぇな…」ﾆﾔ
こうして無事に仲直り出来た私達。
残り時間は少ないけど、この聖なる夜を愛する人と共に過ごせるのはこの上なく幸せな事だ。私は幸せを噛み締めながら、愛しい彼を抱くてに力を込めた。
ジ「…千尋」
『？…何ですかジンさん？』
ジ「…他の男に会いたがる悪い女には仕置が必要だと思わねぇか？」
『…思いませんね。』
ジ「俺は思うな……っと！」ﾄﾞｻｯ
『わ！ちょっ、ジンさん…！』
ジ「お前が誰のモノか、その身体にしっかりと刻んでやる…」ﾍﾟﾛｯ
『っ…！///』
このあとジンさんに美味しく頂かれちゃったのは、また別のお話…
________________________________
ウォ「にしても遅せぇなローズのやつ…」
コ「俺、心配…」
ベ「貴方たちねぇ…」
キャ「野暮なこと聞くんじゃないよ！」
ウォ・コ「？？」
キャ「ジンのヤツ、歯止めが効かないんじゃないかい？」ﾆﾔ
ベ「ローズが壊れなきゃいいけど…」ﾌｯ
-end-
リクエストについて→←恋人はサンタクロース(ジンver.)-2-
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りんねむ(プロフ) - 松平茶月！さん» リクエストありがとうございます！承知しました！気長に待っていて下さいm(_ _)m (2020年4月4日 17時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
松平茶月！(プロフ) - リクエストで、降谷さんと両片思いをやって欲しいです (2020年3月30日 15時) (レス) id: 51c1c691f0 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - マリイさん» リクありがとうございます！承知しました。ハヤテの件も承知致しましたm(_ _)m (2020年1月3日 0時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - リクで蘭の妹設定で安室さんの彼女見たいです ↓のハヤテは長編小説 (2020年1月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます！申し訳無いのですが、リクエストはコナン関連のみとさせて頂きます。説明不足で申し訳ございませんm(_ _;)mこれからもりんねむの作品をよろしくお願い致しますm(_ _)m (2020年1月2日 19時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2020年1月1日 21時
