御寵愛会議室【トリプルフェイスのご寵愛~番外編~】【名探偵コナン】

恋人はサンタクロース(ジンver.) ページ8

恋人設定！
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『メリークリスマス！』


いつものバーに集まって今日はクリスマス会！私はテンションが上がっていた。


ベ「千尋、ちょっとペース早いんじゃない？」

『大丈夫です！今日は聖なる夜ですからね！』

ベ「ごめんなさい、ちょっと言ってる意味がわからないわ。」


ベルモットさんとそんな会話をしながらシャンパンを飲む。


キャ「バーボンのヤツ、今日も来ないみたいだよ！」

べ「あら、残念ね」

ジ「…ﾌﾝｯ」


キャンティさんがスマホを見ながら吐き捨てるように言う。ベルモットさんはそんな興味ないみたい。ジンさんは一回だけ鼻を鳴らした。


『…こんな日までバーボンさん来られないなんて…』


まるで降谷さんみたいだ…
会いたいのになぁ、バーボンさん。


ジ「テメェ…そんなにバーボンに会いてぇのか？」

『そりゃ会いたいですよ〜。だってまだ会ったことないですもん！』

ジ「……ﾁｯ」ｶﾞﾀｯ


私がシャンパンのおかわりをしながらそう言うと、ジンさんは舌打ちをして席を立つ。


『…ジンさん？』

べ「ジン、どこ行くの？」

ジ「………」

バタンッ

『行っちゃった…』


私やベルモットさんの呼びかけにも応じず、彼は部屋を出ていってしまった。


『…怒らせちゃったかな？』

ベ「ほっときなさい。」

ウォ「兄貴、たぶんバーボンのヤツに嫉妬してたんスよ」

キャ「女々しいヤツだね！」

コ「ジン、千尋、大好きだから」

『…なんか悪いことしちゃったな…』


彼の居なくなった席を見て、静かに呟く。
でも、他のみんなが気にするなって言ってたし、私も飲み足りないし、って事でその後もずっと飲んでいた。


ベ「ローズ、私からプレゼントがあるの。」

『え？』

ウォ「俺も」

キャ「あたいも！」

コ「俺も…」


突然、ベルモットさんが言う。
そしてそれなの続いてウォッカさん、キャンティさん、コルンさんもそれぞれ私に素敵な包みを差し出す。


ベ「メリークリスマス千尋」

『っありがとうございます！』

ウォ「気に入るかはわからねぇが…」

『そんな！頂けるだけで十分ですよ！』

キャ「あんたに似合いそうなのを選んだんだ！」

『嬉しいです！』

コ「ローズ、受け取る、俺、嬉しい…」

『もちろん受け取りますよ！』


ベルモットさんのは小さな赤い箱。ウォッカさんのは黒い箱。キャンティさんのは紫の小さな箱。コルンさんのは緑の大きな包みだった。


『開けてもいいですか？！』

全「もちろん！」

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