第9話 私の夢 ページ10
カ「すまんのぅ、引き止めてしまって…。」
『いえいえ！むしろ嬉しいですよ。カクさんとお話できるなんて！』
カ「ほ、本当か…？」
私が隣に座ると再度謝るカクさん。
お話出来ることが嬉しいことだと言うと本当か？なんて聞いて来る始末。
私そんな嫌そうな顔したかな…？
そんなつもりはないんだけど…
『本当です！』
カ「ならいいんじゃが…」
『それよりカクさん、お話ってなんですか？』
本題に移る私。
ま、まさか、クビになるとか…っ？！
サラダのお皿一枚割っちゃったのが行けなかったのかな…？
カ「あぁ…、千尋に聞きたいことがあっての。旅に出たいと言うとったろ？そのことじゃ！ただのわしの興味でしかないんじゃが…。だめかの…？」
良かった、クビになる訳じゃないみたい…。
旅のことね…。
クビにはならなそうだし、簡単に話しておこう！
『いいですよ。何が聞きたいんですか？』
カ「…そうじゃな、どこを旅するのかと、旅をする理由を聞きたいと思おとる。」
『なるほど、わかりました。…まず私が旅をしたいのはですが、私、世界を見たいんです。世界には色々な種族の人がいて、色々な立場の人がいます。
私は色々な人に出会って、自分の世界を広げたいんです！これは私の夢でもあります。この世界を巡って、沢山の人に出会うことが…。
だから、どこを旅するかはわかりません。旅をするのはこの海のどこかです！
これで、答えになりますか…？』
カ「あぁ。十分じゃ。そんな夢があったのか。わしは応援するぞ！何か困ったことがあったらなんでも言うんじゃぞ？」
私の夢について話すと、本当に有り難い事を言って下さったカクさん。
『はい！ありがとうございます！カクさんってお優しいんですね！』ﾆｺｯ
カ「？！//わ、わしが優しい…？」
お礼と共にそんな事を言うと、首をかしげてフリーズするカクさん。
え、私変な事言った？
「千尋ちゃーーん！！」
そんな時、奥から私を呼ぶ声が。
あ！お皿洗うんだった！
『はーい！只今！！では、カクさん、私お仕事かまだ残っていたので、そろそろ失礼しますね。また今度ゆっくりお話しましょう！』
カ「おう！引き止めて悪かったのう。話してくれてありがとうな。カレー、美味しかった。ごちそう様！！」
私が奥へ戻ろうとするのと同時に、カクさんも席を立つ。
美味かったっていってくれた！
『ありがとうございました！』
そしてカクさんは食堂をあとにしたのだった。
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りんねむ(プロフ) - ぴのさん» すみません。ルールをよく把握していませんでした。今後はルール違反をしない様、今まで以上に注意を払って執筆をしていきたいと思います。この度はご指摘のコメントをして頂き、本当にありがとうございました。 (2019年5月26日 13時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 歌詞の引用は禁止されていますよ (2019年5月24日 17時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - こんるりさん» コメントありがとうございます！そしてこの作品を読んで下さりありがとうございます。私も獣の奏者好きなんです！！これからも楽しんで頂けるように頑張ります(*^^*) (2019年3月10日 23時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
こんるり(プロフ) - まだ読み途中ですが、コメント失礼します。雫私大好きなんですよ！ハープ弾きながらとか、獣の奏者のエリンを思い出しました！これからも頑張ってください！応援しています！！ (2019年3月10日 13時) (レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - リーラさん» 私も好きだったんです！ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2019年1月3日 23時) (レス) id: 4808652658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2018年7月30日 16時
