第32話 強くなってますか？ ページ36
ルッチさんとの事件も無事に(？)解決して、私はいつも通りの日々を送っている。
…いやー、あの時はびっくりしたなぁ
まさかルッチさんが謝って来るなんて…。
思わず笑ってしまった…。
今日はジャブラさんに修行をつけてもらえる日。
シフトは午後からなので、今回も朝一で訓練場ヘ行く。
『ジャブラさんおはようございます。今日もよろしくお願いします！』
ジャ「おう。お前、だいぶ六式使える様になったな…。正直言って天才としか思えねぇよ。」
『え？！本当ですか？！』
今天才って言ってくれた！
照れるなぁ〜//
六式で今出来るのは、月歩、剃、嵐脚、紙絵、指銃の5つ。まぁほとんどだけど。
鉄塊は一応出来るのだが、まだ強度が足りない。納得できないので出来た事にはしたくない。
ジャ「よし、今日は実践だ。俺を殺す気でかかって来いよ。」
『え！実践ですか？あの、私何もそこまでやらなくても…』
ジャ「何言ってやがる。新世界にも行きたいんだ狼牙！ならこれ位やっておかなくちゃな。怪我してから、ﾀﾋんでからじゃ遅いんだぞ？」
『うっ……はい。では……お願いしまぁぁす！』
ジャブラさんに論破され、お願いしますと言いながら距離を取って攻撃を開始する。
『やぁぁぁ！！』
『ハッ…ハッ…ハッ……』
ジャ「…なかなかやるじゃねぇか。」
『そう言って頂けて嬉しいです…。』
どれくらい攻防を繰り返しただろうか。
お互いドロドロで、息もかなり上がってきた。
…ジャブラさんはまだまだ余裕そうだったけど。
ジャ「よし。今日はここまでだ。そろそろ時間だろ？」
『ありがとうございました！そうですね、あと一時間ぐらいですかね。』
私のシフトの時間も近づき、修行も一区切り着いたので今日はおしまい。
挨拶をして訓練場をあとにする。
ジャ「…頑張れよ」
『っ！！ありがとうございます！』ﾆｺｯ
ジャ「おう//」
別れ際、ジャブラさんが頑張れと声をかけて下さった。
いつもはこんなこと言わないのに…。
お礼を言うと少し恥ずかしそうにするジャブラさん。
なんて素敵な人だろう。
自室に戻る道中、私はつい嬉しくなってスキップをしたり、踊ったりした。
疲れた体でステップを踏み、自分の足につまづいて転んだことなんてもう覚えてない。
ガチャ
『こんにちはー！』
ギャ「こんにちは！今日もよろしくね千尋！」
『はい！』
自室でシャワーを浴びてから食堂へ。
…今日は頑張らなくっちゃ！
だって今日は…
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りんねむ(プロフ) - ぴのさん» すみません。ルールをよく把握していませんでした。今後はルール違反をしない様、今まで以上に注意を払って執筆をしていきたいと思います。この度はご指摘のコメントをして頂き、本当にありがとうございました。 (2019年5月26日 13時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 歌詞の引用は禁止されていますよ (2019年5月24日 17時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - こんるりさん» コメントありがとうございます！そしてこの作品を読んで下さりありがとうございます。私も獣の奏者好きなんです！！これからも楽しんで頂けるように頑張ります(*^^*) (2019年3月10日 23時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
こんるり(プロフ) - まだ読み途中ですが、コメント失礼します。雫私大好きなんですよ！ハープ弾きながらとか、獣の奏者のエリンを思い出しました！これからも頑張ってください！応援しています！！ (2019年3月10日 13時) (レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - リーラさん» 私も好きだったんです！ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2019年1月3日 23時) (レス) id: 4808652658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2018年7月30日 16時
