第21話 俺たちの任務 ページ24
ルッチside
『あの、私お茶とお茶菓子を置いたらすぐに戻りますので…。』
カ「すまんのぅ気を使わせて。」
『いえいえ、神々しいCP9の皆様の会議の邪魔なんてしたらクビになっちゃいますからね。』
今日の担当でもないのにカク達が招き入れた給仕の女。
CP9はいつどこで誰に狙われるかわかったもんじゃない。だからいつもお茶を運ばせるのは事前に申請が来ている者だけ。
だと言うのにあいつらは…。
その女が入って来たとき、カク達の顔は少しばかり緩んでいた。仲が良いのだろうか。
ハットリもあの女と仲が良い様だか…
だか女が謝るカクに対し、CP9を神々しいと言葉を発したとき、皆の顔が曇った。
もちろん俺やカリファも。
俺たちを神々しいと言う。それはあながち間違えではないだろうが、俺たちは人殺し集団だ。
この女はそれ知らないらしい。でなければそんなこと言わないからな。
カク達が言いたくない理由も簡単。その女に嫌われたくないからだろう。
「はっ！わかった、お前ら言ってないんだな。お前らとその女がどういう関係かは知らんが、俺たちの任務内容についてその女は何も知らない！
だから俺たちのことを神々しいなどと言う。ならば俺が教えてやろう！俺たちCP9の任務について！！」
ふわふわしているカク達と、ハットリを誘惑した女にイラッとした俺は(←理不尽)、皆の顔を見て、馬鹿にするように、挑発するように少し大きめの声で言う。
カ「や、やめろルッチ！それは言う必要のないことじゃ！！」
するとカクが目を見開き、焦ったように俺の言葉を遮る。
だが俺は止まらない。
「ふんっ、いいか女。俺たちCP9は世界政府直下の諜報機関だ。ここで働くものはこれくらいは知っているだろう。だが、俺たちはお前達の考えている様な事はしていない。
俺たちがしているのは…"コロし"だ。我々CP9は"闇の正義"の名の下に非協力的な市民へのコロしが唯一、世界政府から許可されている。
それにより我々CP9は人殺しの集団だ、なんだと陰で言われている。これが俺たちだ。貴様とカク達がどんな関係かは知らんがこれでわかっただろう。俺たちは人殺しなんだ！」
カ「っ！！…」
俺は女を睨みつけながら少しずつヒートアップしながら言う。
言い終わったあと、カク達の息を呑む音が聞こえたがそんなことは知らない。
さぁ、なんと言うんだ、女！！
『………か、かっこいい！！！』
「「「！？！？？」」」
は？
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りんねむ(プロフ) - ぴのさん» すみません。ルールをよく把握していませんでした。今後はルール違反をしない様、今まで以上に注意を払って執筆をしていきたいと思います。この度はご指摘のコメントをして頂き、本当にありがとうございました。 (2019年5月26日 13時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 歌詞の引用は禁止されていますよ (2019年5月24日 17時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - こんるりさん» コメントありがとうございます！そしてこの作品を読んで下さりありがとうございます。私も獣の奏者好きなんです！！これからも楽しんで頂けるように頑張ります(*^^*) (2019年3月10日 23時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
こんるり(プロフ) - まだ読み途中ですが、コメント失礼します。雫私大好きなんですよ！ハープ弾きながらとか、獣の奏者のエリンを思い出しました！これからも頑張ってください！応援しています！！ (2019年3月10日 13時) (レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - リーラさん» 私も好きだったんです！ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2019年1月3日 23時) (レス) id: 4808652658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2018年7月30日 16時
