第20話 再会 ページ23
カクさんにドアを開けてもらい私は部屋の中へ入る。
『失礼します。』
するとシルクハットをかぶった目つきの鋭い男性と眼鏡をかけた凄く綺麗な女性が、
「おい、カク。誰だそいつは。何故部屋に入れた。」
「それは私も気になるわ。今日の担当は違う子のはずよね？ジャブラ達も何か知ってるみたいだけど？」
とカクさんに話かける。
いやー、それにしても二人共整った顔してるなぁ〜。
あ、ご挨拶しなきゃ
『説明が遅れてしまい申し訳ありません。本日担当の者が体調を崩しまして、その代わりとして私がお茶とお茶菓子をお持ちしました。
あ、申し遅れました。私ここで給仕をしております、千尋と申します。』
私がここに来た経緯を説明し、簡単に自己紹介をする。
その時…
「クルッポー！！」
『！！あら！あの時のハトさん！！』
いつぞやのハトさんが！
相変わらず可愛い！！
そのハトさんはシルクハットをかぶった男性の元へ。
シルクハットをかぶった男性……ってことは……
『その方があなたのご主人様なのね！やっぱり素敵な人！あ、今日もクッキーがあるのだけれど食べる？』
紳士なハトさんのご主人様はやはりあの男性だった。
私はお茶菓子で持ってきたクッキーの残りを手のひらに乗せてハトさんに手を差し出す。
「おい貴様。ハットリに何を食わす気だ！」
ビクッ
すると男性が私に向かってドスの効いた声でそう言う。
私は驚いてその場で固まってしまった。
カ「おいルッチ！乱暴な言い方はよさんか！千尋が怖がっとる！」
ジャ「そうだぞルッチ！そんな言い方しなくてもいいだ狼牙！！」
カクさんとジャブラさんが男性に言う。
……ルッチさんって言うのかな？
『い、いえ大丈夫です。カクさん、ジャブラさん、悪いのは私なのでお気になさらないで下さい。ルッチさん？先程のご無礼、お許し下さい。』
自分のペットに知りもしない人が何かを食べさせようとしたら、誰だって怒るよね。
私は素直に頭を下げ、謝罪をする。
するとルッチさん？は、ふんっと鼻を鳴らしそっぽを向いてしまう。
フ「ルッチ感じ悪いのだー。チャパパー」
ク「いつものぉ〜、あ、こと〜だぁ〜〜！」
ブ「気持ちはわかるがな…」
ていうか今気づいたけど、今って会議中かな？
じゃ、早く出ていった方がいいよね？
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りんねむ(プロフ) - ぴのさん» すみません。ルールをよく把握していませんでした。今後はルール違反をしない様、今まで以上に注意を払って執筆をしていきたいと思います。この度はご指摘のコメントをして頂き、本当にありがとうございました。 (2019年5月26日 13時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 歌詞の引用は禁止されていますよ (2019年5月24日 17時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - こんるりさん» コメントありがとうございます！そしてこの作品を読んで下さりありがとうございます。私も獣の奏者好きなんです！！これからも楽しんで頂けるように頑張ります(*^^*) (2019年3月10日 23時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
こんるり(プロフ) - まだ読み途中ですが、コメント失礼します。雫私大好きなんですよ！ハープ弾きながらとか、獣の奏者のエリンを思い出しました！これからも頑張ってください！応援しています！！ (2019年3月10日 13時) (レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - リーラさん» 私も好きだったんです！ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2019年1月3日 23時) (レス) id: 4808652658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2018年7月30日 16時
