第1話 いきなりピンチです…！ ページ2
男「お主何者じゃ！」
『け、け、決して、ぁあ、怪しい者では！ありません！！』
みなさんこんにちは、千尋です。
いきなりですが、私今ピンチなんです。
さっきこの建物内で道に迷って右往左往していたら、途中で出会った、鼻が四角くて長い男性に拘束されています。
ひぃぃぃぃい…！！
た、助けてぇ……
彼女がこの状況に至るまで、遡ること約1週間前…
私は世界を巡る旅をしている。
この日もログをたどり、いつものように順調に航海をしていた。
『視界良好！波も穏やか！天候、船体共に以上なし！』
はずだったのに……
ヒュゥゥゥゥウ
ゴォォォォォオ
ギシッギシッバキッ
『なんでこうなるの〜〜！！ちょっとお昼寝してただけなのに〜！！』
天気がよく、風も気持ち良かったので私は昼寝をした。
それが間違いだった……。
大きな船の揺れを感じ、目を覚ますと私は嵐の中にいた。しかもど真ん中。
流石グランドライン。少し目を離せはもう別世界。
……その時！！
ピカッゴロゴロドォォオン！！
ザァァァァ
雷と共に雨もふってきた。
それに伴い、海の荒れも増す。
『うわぁぁあぁぁあ！！めっちゃ揺れる！っうげ！！高波！ヤバイヤバイ、あれは絶対ヤバイやつ〜〜！！！ぁぁあぁぁあぁぁあ…………』
こうして私はグランドラインの真ん中で海に放り出されたのである。
そして3日前。
私はこの島にある、とある酒場のお優しいご主人に、海を漂流していたところを助けて頂いたのだ！
『…んぅ……』
酒「お！お嬢ちゃん、目が覚めたかい？これを飲みな。体が温まるよ。」
『…ありがとうございます。私確か嵐にのまれて…あ、このスープ美味しい』
酒「美味しい？良かった！お嬢ちゃん、この島の近くの海を漂流していたんだよ。覚えているかい？」
目覚めた私にスープを渡し、そう聞いてくるご主人。
嵐にのまれて海に投げ出されたことは覚えていたが、それ以外のことは覚えていなかった。
聞けば、私は木の板にしがみついていたそうだ。近くに船はなく、流されて来たのが私だけだと言うことも知った。
ここはこの島でご主人が経営する酒場で、この島の名前はエニエス・ロビーと言うらしい。
聞いたことあるようなないような…？
『船が無いってことは……、お洋服もお金も何にもないってことだ！！』
うそぉ…と絶望する私。
でもこんなところでめげていたら私の"夢"は叶わない。
『ご主人！私をここで働かせて下さい！！』
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りんねむ(プロフ) - ぴのさん» すみません。ルールをよく把握していませんでした。今後はルール違反をしない様、今まで以上に注意を払って執筆をしていきたいと思います。この度はご指摘のコメントをして頂き、本当にありがとうございました。 (2019年5月26日 13時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 歌詞の引用は禁止されていますよ (2019年5月24日 17時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - こんるりさん» コメントありがとうございます！そしてこの作品を読んで下さりありがとうございます。私も獣の奏者好きなんです！！これからも楽しんで頂けるように頑張ります(*^^*) (2019年3月10日 23時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
こんるり(プロフ) - まだ読み途中ですが、コメント失礼します。雫私大好きなんですよ！ハープ弾きながらとか、獣の奏者のエリンを思い出しました！これからも頑張ってください！応援しています！！ (2019年3月10日 13時) (レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - リーラさん» 私も好きだったんです！ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2019年1月3日 23時) (レス) id: 4808652658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2018年7月30日 16時
