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_午後4時、体育館を範囲の都合上使えない部活、バスケ部の優太と、その彼女の陽乃ちゃんはうちにやって来た。
うちの美術部も、地域のうんたらで使えない。
「おじゃましまーす。」
私がドアを開けると、二人ともまるで我が家かのように、傍若無人に家にあがってきた。
なんて子たちだ…
「おかえりなさーい!!って、あれまぁ!!!Aちゃんたらこんなにべっぴんさんになっちゃってー…彼氏まででき」
「夏美、それ違う。私はこっち。」
まさか、陽乃ちゃんと私を間違えるとは…!
「おい…お前誰と喋ってんだよ、A」
そうだ、二人に言わなきゃ!
「信じてもらえないのを承知で話すけど、実は今ここに…ゆ、幽霊が居るんだよね…。」
「…」
「見えてますー？私でーす!」
二人の沈黙と、夏美のハイテンションがいろんな意味で痛い。
お願い、なんか反応を…
「えええええええぇぇええええええぇ!!?!??」
同時に叫ぶ二人。結構、近所迷惑だったかも知れない。
「本当に幽霊って居たんだ!!」
と、陽乃ちゃんが反応すると
「失礼な…ちゃんと居ますよ!!」
聞こえる訳が無い声で陽乃ちゃんに訴える夏美。
アホか。
「名前は??どうやったらその幽霊は見える?」
と、優太が訊くと
「名前は夏美で、私の死を悼めば見えます!!」
と反応する夏美。
…まあ伝えてやろう。
「幽霊の名前は夏美で、その死を悼めば見えるってさ。」
私がそう言うと優太は眉をしかめながら
「夏美…?」
とつぶやくと、ハッとした表情になり、黙祷らしきものをはじめた。
どうしたんだろう。知り合い?
しばらくすると
「っ!これが幽霊!?…凄い…こんにちは!!髪の結い方可愛いですね!」
と陽乃ちゃんが叫んだ。
その瞳はちゃんと夏美を捉えている。
「そうです!!幽霊です〜。可愛いですか!ありがとうございます!」
さっきは私が友達を連れてきたからか、少し嬉しそうだったのだが、今は見てもらえることに喜びを表している。
会話も成り立っている。
「俺も見える…。あ、A、なんか飲み物ない？俺今のど乾いててさ。」
優太も見えるらしいが、今は幽霊云々よりのどの乾きを抑えたいようだ。
「分かった。淹れてくる。」
私が席を立つと陽乃ちゃんが
「と、トイレも貸してくれないかな…場所が分かんないんだわ、私。」
なんて遠慮がちに聞くから私は軽めのテンションで返しておいた。
その後、優太と夏美の間に変な雰囲気が流れることも知らずに。
ラッキーアイテム
ぬらりひょん
ラッキー肝試し場所
友達の別荘←
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ふにゅにゃん@ゆい(プロフ) - ユウさん» コメントありがとうございます!今ちょうどテストなので、明日の夜中から明後日にかけてぐわっと更新します。これからもよろしくです!! (2014年10月9日 14時) (
レス) id: 89967b37fb (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - おもしろかったデス。更新待ってます。頑張って下さいね (2014年10月9日 13時) (レス) id: a84825341d (このIDを非表示/違反報告)
ふにゅにゃん@ゆい(プロフ) - 相模さん» ありがとうございます!今日(昨日?)も更新しようと思ったんですが、宿題がまだで…w はい、頑張ります! (2014年8月24日 1時) (レス) id: 89967b37fb (このIDを非表示/違反報告)
相模 - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2014年8月23日 23時) (携帯から) (レス) id: a961cee3f2 (このIDを非表示/違反報告)
ふにゅにゃん@ゆい(プロフ) - 水龍さん» おおお面白かったですか!?はい、頑張ります!!!!これからも応援よろしくですm(__)m (2014年8月22日 14時) (レス) id: 89967b37fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふにゅにゃん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Rinlen12271/
作成日時：2014年8月10日 23時
