03 ページ9
「さよーならー!!」
「おう!掃除サボんなよ〜」
「うおっ…バレたか…たはは」
そんな会話で一杯になる、放課後の教室。
陽乃ちゃんと、優太と、私の三人もやっぱり会話していた。
「私と優太、部活行くのに、陽乃ちゃんの委員会が終わる時間とは合わないの?」
別に優太と帰りたくないって訳じゃないけど、陽乃ちゃんと一緒には帰りたい。
「そうだよ。逆に委員会の方が早く終わりそうじゃん。」
私の言葉に優太も同調してくれる。
すると陽乃ちゃんは
「う〜ん。私もそう思ってたんだけど…
もうちょっとで文化祭じゃん?
それで、司会とか会場のセットを何年の誰がやるのか、とか決めなくちゃでさ…
皆、司会とかあいさつってめんどうだから、セットにかたまっちゃうんだよね。
だから決めるのに長引いたりするかもだし、間に合ったら一緒に帰りたいけど、無理だったら二人で先に帰ってて欲しいな。」
と、丁寧に説明してくれた。
あ…なるほど。
「分かった。じゃあ出来るだけ早く終わるように応援してる!!」
私がそういうと優太も
「俺も応援してるから。頑張れよ!」
と言った。
「ありがとう、二人とも。部活も頑張ってね?
じゃ、ばいばい!」
陽乃ちゃんはそういうと、パタパタと(その擬音しかこの子には似合わない。)走りながら教室を出て行った。
「優太、ほんとにいい子を彼女にもらったねぇ。」
と私が言うと、優太は顔を赤くしながら
「あぁ。」
と、短く言葉を返してきた。
じゃ、部活と行きますか。
ラッキーアイテム
ぬらりひょん
ラッキー肝試し場所
友達の別荘←
15人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふにゅにゃん@ゆい(プロフ) - ユウさん» コメントありがとうございます!今ちょうどテストなので、明日の夜中から明後日にかけてぐわっと更新します。これからもよろしくです!! (2014年10月9日 14時) (レス) id: 89967b37fb (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - おもしろかったデス。更新待ってます。頑張って下さいね (2014年10月9日 13時) (レス) id: a84825341d (このIDを非表示/違反報告)
ふにゅにゃん@ゆい(プロフ) - 相模さん» ありがとうございます!今日(昨日?)も更新しようと思ったんですが、宿題がまだで…w はい、頑張ります! (2014年8月24日 1時) (レス) id: 89967b37fb (このIDを非表示/違反報告)
相模 - とっても面白いです!更新頑張ってください! (2014年8月23日 23時) (携帯から) (レス) id: a961cee3f2 (このIDを非表示/違反報告)
ふにゅにゃん@ゆい(プロフ) - 水龍さん» おおお面白かったですか!?はい、頑張ります!!!!これからも応援よろしくですm(__)m (2014年8月22日 14時) (レス) id: 89967b37fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふにゅにゃん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Rinlen12271/
作成日時:2014年8月10日 23時