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いきなりすぎる言葉はまあ置いといて。

ねえ誰?君は誰?誰〜?
私の顔を見た途端変な顔するのやめてもらっていいかな。

失礼だぞ。

「なんや、知らんねーちゃんおるやんけ」
「初めまして…冬村です…」

ごめんなさいなんだけど、それはこっちの台詞でもある。
誰?この関西お兄ちゃんは。

そして置いといたこれも戻そう。
君さ、それ言ったらいけないやつじゃないのかな?

「は、服部くんと…和葉ちゃん…」

ハットリクンということは…忍者の方だったのか。
って今はそんな冗談言ってる場合ではなくて。

「ーっていうか、工藤って…?」
「へ?」

そうだよね、そうですよね、そうなりますよね。
彼は一体何者?

しかも事件だから躍動ってどういう事?驚き。
彼もお馬鹿の一員なのかな。

でも一番驚きなのは、それで誤魔化されちゃう周りの皆さんだ。
ちょっとは疑った方が良いと思う。
いつか誰かに騙されてそうでとっても危ない。

単純すぎる人達に少しだけ放心状態になってると、また誰か入ってきた。
オオタキハン?ご飯の仲間?
分かりやすいように言ってくれないと…。

私は関係ないか。

そう思っていたけれど、ひと段落ついたところでコナン君が全員を紹介してくれた。
態々ありがとうね。

どうやらこの男の子は西の高校生探偵で、女の子はその幼馴染さんで、少し身体の大きな彼は警察の方だったみたい。

そして彼ら警察に監視された男性がいつの間にか殺されていたらしく、今からそのマンションに行くから誘いに来た、と。

すごい行きたがってる。
気になるよね、事件大好きだもんね。

…語弊があるって怒られるかもしれないから、訂正しておこう。

事件を解決するのが大好きだもんね。


それにしてもコナンくんの周りって探偵が多いんだなぁ。

きっと彼自身が惹きつけてるんだね。
そういう星の(もと)に生まれたんだ。


「じゃあ私はこれで…」
「Aお姉さんも行くでしょ?」

失礼します、と言いかけた言葉は彼のこの発言によって遮られた。
なんて絶妙なタイミングなのだろうと思ったのは私だけじゃないはず。

あはは、その顔やめてほしいなぁ。
この前の事悪いと思ってるなら当然行くよね、って言いたそうな顔やめて〜心が痛いから。

それに加えて、またもや私の手はしっかりと握られているので勝手に帰るなんて事は許されないみたい。

本当に小賢しいなぁって心の底から思っちゃうのは、私の心が歪んでるだけの所為ではないんじゃないかな。

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作者名:りん | 作成日時:2018年3月22日 22時

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