腐男子だって負けたくない！【ツイステ】

腐男子が三十六人 ページ38

不良Ａ「こ、こいつ、なんてマッドな野郎だ！６発どころじゃねーじゃねーか！嘘つきっ！」


不良Ｂ「ヤベエ！逃げろ！鶏さんごめんなさーい！！」


デュース「今度卵食う時は１００回謝ってから食え！ダァホが！！」



……こ、怖ぇー

めちゃくちゃ殴るやん、デュース



「どーどー！落ち着けや、デュースくんやい。」


グリム「ひぇぇ〜〜！」



グリムもビビってるから、

すげーよ、ワル語録どころではなかった……



デュース「ハア、ハァ……ウッ！！」


グリム「どうしたんだゾ！？」



し、ﾀﾋんだ！？

”ウッ！！”って、心臓痛くなった！？



デュース「や、やっちまった……。今度こそ、絶対、絶対優等生になろうと思ってたのに……！」


グリム「ええ？」


デュース「俺はミドルスクールの頃、 とにかく荒れてて……。

しょっちゅう学校サボって毎日ケンカに明け暮れてた。

先生の名前は呼び捨て、ワルい先輩とツルんでたし髪の毛もメチャクチャ脱色してた。」



お、おぉ………

ガチで不良だったんだな、デュース……



デュース「マジカルホイールで峠も攻めてたし……

魔法を使えないヤツに魔法でマウントを取ったりするどうしようもない不良(ワル)だったんだ。」


グリム「今時なかなか見ないくらいテンプレなワルなんだゾ！」


「想像つかねぇ……」



でも……

そういや、何となく片鱗が……ね？



デュース「でも、ある夜……。俺に隠れて泣きながら婆ちゃんに電話してる母さんの姿を見ちまったんだ。

自分の育て方が悪かったんじゃないか片親なのがよくなかったんじゃないかって。

そんなわけねぇのに。母さんは何も悪くねぇ。悪いのは全部俺だ！」



すっげー悪い不良でもお母さんのこと気に掛けてたデュース、

優ｽｨい………



デュース「だから、名門ナイトレイブンカレッジから迎えの馬車が来た時

すげー喜んでくれた母さんを今度こそ泣かせないって決めた。

俺は今度こそ、母さんが自慢できる優等生になろうって決めたんだ。」



ホントにいい奴よね、デュース

………それよりデュースって何色に髪の毛染めてたんだろ！！！

気になる！！！！！ ←そこかよ！？





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