腐男子だって負けたくない！【ツイステ】

腐男子が二十五人 ページ27

リドル「ハートの女王の法律・第２７１条『昼食後は１５分以内に席を立たなければならない』

ルール違反は……おわかりだね？」



おわかりですよ、リドルきゅん！

でももう少しおしゃべりしててもいいんじゃあないの？



エース「はぁ、また変なルール……。」


リドル「返事は「ハイ、寮長」！」


デュース・エース「「はい、寮長！」」



エース……？

もうちょい心を込めて？

嫌なカンジ丸出しだぜ？



リドル「よろしい。」



リドルきゅんもよろしいのね！？

リドルきゅんがいいならいいけど！



トレイ「まあまあ、俺がちゃんと見張っておきますから。」


リドル「……フン。キミは副寮長なんだからヘラヘラしてないでしっかりしてよね。」



トレイ先輩そんなヘラヘラしてる……？

まぁ、リドルきゅんはキツいんだね……ハハ………



リドル「ボクはハートの女王の法律・第３３９条

『食後の紅茶は必ず角砂糖を２つ入れたレモンティーでなければならない』

を守るために購買に角砂糖を買いにいかきゃならないから、これで失礼。

全く、シュガーポットに角砂糖を切らすなんて重罪だよ……。」



あ、もう行っちゃうのね……

握手ありがとう、リドルきゅん……



”ポタ…ポタ……”



「？……」



今、なんか、聞こえた？

水音…？

……まぁ、気のせい気のせい



ケイト「ひえ〜。焦った〜。」


グリム「超カンジが悪いんだゾ、アイツ！」


デュース「コラ！失礼だぞ！」



陰口は良くないぞ！

陰口が聞こえちゃうのが一番傷付くんだよねぇ意外と



ハーツラビュル寮生Ａ「寮長、行ったか？」


ハーツラビュル寮生Ｂ「俺、ハートの女王の法律・第１８６条『火曜日にハンバーグを食べるべからず』

に違反してハンバーグ食べてたから見つかったらどうしようかと思った。」


ハーツラビュル寮生Ａ「はぁ……食うものくらい自由にさせて欲しいよな〜…。」



食べ物まで制限あんのかハートの女王の法律

そこまでいくと逆に凄いよね



ケイト・トレイ「「………………。」」


トレイ「……寮長は、入学して１週間と経たずに寮長の座についた。

少し言葉がキツくなりがちだけど、寮を良くしようと思ってのことで、根は悪いやつじゃないんだ。」



………”キツくなりがち”レベルか？リドルきゅん？

ﾊｯ！………ツンデレ……？



グリム「根が良いヤツはいきなり他人に首輪をつけたりしないんだゾ！」



………それな、ハハ



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