腐男子が九人 ページ11
ケイト「と、ところで寮長のタルトを盗んだエースちゃんお詫びのタルトは持って来た？」
エース「え？いや、朝一で来たから手ぶらすけど……」
ケイト「あちゃ〜。そっかぁ。」
けーちゃん先輩とエースちゃんが仲良く(？)お話をしているなか
俺はデュースに怒られてしまったので黙っています
……うるさかったんだってぇ、ちぇっ
ケイト「それじゃあハートの女王の法律・第５３条
『盗んだものは返さなければならない』に反してるから、寮長には入れられないな。」
エース「はあ？なんじゃそりゃ！？」
いや、”なんじゃそりゃ！？”じゃないﾃﾞｼｮ
盗んだものを返すのは当たり前だろ？
ケイト「この寮にいるからにはルールに従ってもらわないと。見逃したらオレも首をはねられちゃう。
悪いけど、リドルくんが気付く前に出てってもらうね。」
え、俺リドルきゅんと会えない？
………俺はなんのために来たんだよ………
エース「ちょっ、あの顔絶対本気じゃん！お前ら何とかして！」
デュース「何で俺が！」
絶対助けてやらねぇ
俺の貴重な睡眠時間をｯ！
俺はリドルきゅんのために来たのにｯ！
エース「頼むよ！オレ今魔法使えねぇし……うわっ、来た！」
俺なんか常に魔法使えねぇよ？
俺はもう魔法少女にはなれないんだ……
ケイト「それじゃあ、タルト持って出直してきてね♪ばいばーい！」
「ばいばーい……けーちゃん先輩………
今度ハグしてね、けーちゃん先輩！」
ケイト「え？あ、うん………？」
な〜んか、俺けーちゃん先輩を困らせてしまっている……？
ごめんねけーちゃん先輩、でもイケメンで大好きなの
ごめんねﾝ？♡
.
エース「なんなんだよ、アイツ〜！」
デュース「倒しても倒しても湧いてきた……幻覚魔法かなにかか？」
さっきけーちゃん先輩が影分身の術使ってたよ！
めちゃくちゃけーちゃん先輩がいてさぁ！
目の保養だったわ！最高！
エース「それより、タルトがないなら門前払いなんだろ？オレら最初から手ぶらだったじゃん。
薔薇を塗るのだけ手伝わせやがって！」
グリム「ちゃっかりしてるんだゾ。」
「結構楽しかったじゃん。」
そんなに苦行だったか、薔薇塗り？
結構楽しかったと思うんだけどなぁ……
………これから学校かぁ……
……ヤダヤダ！行きたくない〜！
帰る！俺は！帰るぞ！
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 78人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
檸檬 - すごく面白かったです！！男主くんと気が合いそうです！腐フフ…（（続編も読ませていただきたいと思います(*^^*)これからも頑張ってください！応援してます！ (2023年2月24日 20時) (
レス) @page8 id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
りんごマッスル(プロフ) - 伊織さん» コメントありがとうございます！「好き」と言ってくださってとても嬉しいです！ (2022年10月10日 17時) (レス) id: 0b94667c6f (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - え、好き（（ (2022年10月7日 21時) (レス) id: 9e8afe7a60 (このIDを非表示/違反報告)
りんごマッスル(プロフ) - »«»«さん» コメントありがとうございます！本当にこんな小説を面白いと思ってもらえて嬉しいです！ (2022年9月28日 22時) (レス) id: 0b94667c6f (このIDを非表示/違反報告)
»«»« - 面白いです！ありがとうございます！！ (2022年9月27日 23時) (レス) id: 272cff02f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りんごマッスル | 作成日時：2022年9月10日 17時
