ヴァレンタインだぜ！！！！！！ ページ47
窪谷須side
はぁ…やっぱ俺の事なんてただの友達だと思ってるよな…
窪「はぁ…」
階段を上りながらため息をつく。
？「窪谷須君っ♡」
丁度踊り場に差し掛かったところで声をかけられた。
窪「あ？」
？「ブヒッこっち向いてくれたぁ〜！」
窪「え？誰？」
振り向くとそこには…金髪の…その…まぁふくよかな女が立っていた。
？「あたし句蓋千歌(くぶたちか)ですっ♡」
いや誰だよ。
窪「へ〜句蓋さんね。で、俺に何の用？」
句「あたしのチョコ、食べて欲しいのっ♡」
そう言うと上目遣いでチョコを出してきた。
なんだこいつ怖い。
窪「まぁ…その…ありがとよ。」
一応受け取っておくか。
句「きゃ〜♡窪谷須君に受け取ってもらえた〜♡」
うるせぇ…
窪「じゃ…。」
句「ちょっと待ってよぉお！あたしがチョコあげたんだよ！？」
だからどうしたんだよ。
句蓋が俺の制服を掴みながら喚く。
マジでうるせぇ。
てかこいつ力強っ
句「あたしにチョコ貰ったらあたしと付き合えるチャンスなのよ！？そのチャンスを逃すつもりなの！？」
こいつ何言ってんだ？
句「とにかく！貴方はあたしのチョコを受け取ったからには彼氏になってもらうからね！」
本当に何言ってんだ！？
俺が彼氏になりてぇのはAだけだ！
てってけてってけ
貴「らりらりら〜らりるりら〜♪」
A！？くそっこんな時に…
ヴァレンタインだぜ！！！！！！！→←ヴァレンタインだぜ！！！！！
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作者名：しば。 | 作成日時：2018年12月1日 21時
