超能力者の幼馴染は元ヤンがお好き3 (ページ2)

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クルージングで遭難ガール？17 ページ2

次の日から才虎君がいかだ作りを手伝うようになった。

まぁ現場監督だけど。

あ、亜蓮君煽られてめっちゃ木切ってる。

かっこいいな…。

才「おいけだるげ貧乏！中分け貧乏に見とれてないで働け！」

貴「い、今やるよ！」

楠［否定はしないんだな。］

窪(結婚したい…。)

才「ところで貴様らもう決まっているのか？誰がこのいかだに乗るのか。」

窪「え？誰って全員じゃないのか？」

才「バカか。全員で行ってなんの意味がある。」

うん。

薄々気づいてたけどこれ全員で行く意味全く無いんだよね。

ご飯食べながら決めることになったけどもちろん行きたい人なんていない。

燃「はいはいはいはーい！俺っち行くぞー！いかだ乗りてー！」

…燃堂君を除いて。

海「じゃあ燃堂は決定だな。」

窪「まぁ行くとしたら男の俺らだろ。どうする？俺は行ってもいいけど。」

亜蓮君行くの！？私も行きたい！

楠(危ないからダメです。)

海「じゃあ不公平が出ないように男全員で行くか？島に4人残れば十分だし。」

才「それはダメだ。いかだ班が多すぎる。重くなるだけ無駄だ。多くても4人いれば十分だ。つまりこうだ。」

島班
照橋、才虎、目良、A、夢原

いかだ班
斉木、窪谷須、海藤、燃堂

窪「お前のハーレムみたいになってんじゃねぇか！」

才「これなら貴様らがもし帰らなくても子孫を残すことが出来る。残すならこの優秀な俺様の遺伝子を残すべきだろう！」

貴「才虎君の遺伝子なんかより亜蓮君の方が…。(ﾎﾞｿｯ」

海「ん？亜蓮がどうした？」

楠［それ、間違っても窪谷須の前で言うなよ。］

窪「ん？なんか言ったか？」

貴「ナンデモナイデス。」

窪「そうか？まぁいいか。お前はこっちだ！」

才「ならばどうする？いかだに五人もいらないし女子だけでは危険だぞ？」

海「最強生物目良さんがいるだろ。」

目「あ、待って。さっき言いそびれちゃったけど実は私もいかだの方にして貰いたいんだ。」

海「え？なんで？」

目「私この遭難で沢山迷惑かけちゃったから少しでもみんなの役に立ちたくて…。」

海「あぁ…うん…そっか…。」

みんな否定しないんだね…。