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急遽行われたフブキvs常夏の試合が始まった。
「トライデントのロックが緩んでます。あと3回アタックされれば、バーストってとこですかね」
途端に、バーストの音が場にこだまする。
彼女の予言が見事に当たっていたのだ。
トライデントのパーツを拾う常夏に彼女は声をかける。
「えっと君、確か常夏君？中指は大丈夫ですか？」
「どうして、、、」呆然とする常夏を見て彼女は推理をするように話を始める。「まず、おかしいと思ったのは、シュートフォームのことです」
「シュートフォーム？」日夏が聞き返す。「別にいつも通りだったよ？」
「いいえ、それが違うのです。常夏君の普段の試合の映像、ありますか？」
「あるけど、、、」日夏が差し出したタブレットを彼女は器用に操作し、常夏の手元が分かるように拡大した。
「ほら、今まで見たブレーダーもそうでしたが、普通は指を引っ掛けるようにしてシュートしています」
「だけどさっきは、、、日夏ちゃん、さっき撮っておいてと言った映像を見せてください」
同じように常夏の手元が拡大された。違いに気づいた皆が驚きの声を上げる。「本当だ！」「さっきと違うぞ！」
「怪我した中指は引っ掛けるのではなく、指全体をもたれかかるようにしてシュートしています。トライデントもいつもと違うので戸惑っていました」
「本当に拡大しなければ気づかない程の微妙な違いでした」
(((その微妙な違いに気づくあんたもある意味ヤバイよ！)))
他のメンバー達の心の声は全く知らずに彼女は人差し指を立てて得意げに説明する。
「そして決定的な証拠が、君たちのクラスは今日、体育の授業、バレーボールかな？があったことです。この間、常夏君達の担任とすれ違った時、学習計画案にバレーボールと書いてありました」
そう言って彼女は首を傾げて微笑む。「また、常夏君は中指をかばうようにして立っていた。どうですかね、これで認めてもらえますか？」
言い終えた途端に拍手が起こる。彼女は少し驚いたが、すぐに元の表情に戻り一礼をした。
フブキは一歩前へ進み出た。
「取引は成立だ。ベイクラブへようこそ。
と、言いたいところだが、名乗っていないことに気づいたからまずは名前を聞かせてもらう」
「あら、気づかれてしまいましたか、、、、、
緋元Aです。不束者ですが、どうぞよろしくお願いします」
「改めて、ベイクラブへようこそ」
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天宮悧音(プロフ) - 聖奈火蘭さん» 来てくださって嬉しいです！わかりました！見て来ますね^ ^ (2018年9月15日 6時) (
レス) id: ce59d5fbfb (このIDを非表示/違反報告)
聖奈火蘭 - 天宮悧音さん» お久し振りです！作品読みましたが、最高ですね♪僕も久し振りに更新したので是非コメント欄に何か(笑) 更新頑張って下さい！ (2018年9月14日 22時) (レス) id: 9e991a777c (このIDを非表示/違反報告)
天宮悧音(プロフ) - 零愛さん» スオウさんとシュウくんカッコいいですよね！私も大好きです^ ^ (2018年8月18日 6時) (レス) id: 508b2f7b47 (このIDを非表示/違反報告)
天宮悧音(プロフ) - 灰楯Mさん» Mさんにコメントしてもらえるのが嬉しいです！フリーくんの作品すっごく好きなので、、、頑張ります^ ^ (2018年8月18日 6時) (レス) id: 508b2f7b47 (このIDを非表示/違反報告)
灰楯M - prologueの入り方、終わり方がすごく好きです。次の展開が気になって仕方ないです。更新頑張って下さい。 (2018年8月17日 15時) (レス) id: eb2164e30c (このIDを非表示/違反報告)
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