34 ページ34
「じゃ、行くぞ」
『私忘れ物したから取りに行ってくる』
「…あー、じゃあ俺先降りてるから」
『それはどうも』
JH「じゃあねAちゃん。」
『はい、ありがとうございました』
JH「あとはお二人で〜」
「ちょ、ヒョン!!」
『スングァナ、宿舎に呼んでくれてありがとう』
「当たり前じゃん、せっかくソウルに来てくれたんだし、」
「僕の…好きな人で、彼女だし…。」
『あーあ、このまま帰りたくないなぁ…』
『こんなこと言ってくれる恋人がいるから、済州帰れなくなるよ』
「はぁーーーーーー」
「僕がAから離れられなくなる前に帰って」
『そうなってくれると嬉しいんだけど?』
「わっ」
僕に抱き着いてきたA。
上目遣いが可愛すぎる。
『アイドルの子に惚れたらだめだよ』
「大丈夫だよ」
『だって、テレビで見る子の方が可愛いもん…』
「そう?」
「僕にはAしか見えないよ?」
耳が赤くなってる。かわい。
『じゃあ、またねスングァナ。』
「うん、そっちこそ僕のいない時に他の男に惚れちゃだめだよ」
『そんなのいないもん』
『バイバイ』
「またね」
『忘れ物したんだった』
「え、何?取ってこようか?」
『ううん、だって目の前にいるもん』
唇にやわらかい感触。
『スングァナ、사랑해요』
314人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:炭火焼き定食 | 作成日時:2023年2月11日 15時