恋って言われてなくても愛に行っていいですか？ (ページ31)

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『え』

「さっきほっぺにしてくれたでしょ？」

「今度はここ、口にしてほしいんだけど」

『いやいや、展開が早くないですか』

「そう？けど僕ずーっと待ってたよ」

「急にメッセージ来なくなるしさ」

『それは、ごめんだけど…』

「次はいつ会えるか分かんないんだよ」

『そんなの分かってるよ』

僕の胸に顔を埋めるA。

あーほんとに可愛すぎておかしくなりそう

「僕だってもう小学生とかじゃないんだからポッポとかしたいんだけど」

『待って、心の準備が…』

「ねぇA、早くして？」

『だって…』

涙目になるA。

いじめ過ぎちゃったかも…やば

「ごめんね、そんな嫌だった？」

『…嫌じゃない』

『けど恥ずかしくて死にそう』

「かわい、」

照れすぎて顔が真っ赤のA。

ほんとにうちの彼女可愛すぎ

『…する』

「してくれるの？」

『スングァナがしてって言ったんだもん』

『目閉じてよ』

「なんでよ、Aの顔見たい」

『恥ずかしすぎるから無理』

「わ、」

Aの小さい手で遮られた視界。

顔が近づいてくる気配がした時

「スングァナ〜？」