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「ほんと…?」
『ほんとだよ』
「ほんとにほんと?」
『ほんとにほんと』
「僕も、Aちゃんのこと好き…!!」
『私もスングァンのこと好き』
「よ゛がっだーー!!!」
『泣かないで〜ㅋ』
「だって好きな子と両思いだって分かったんだもん」
『あのね、だからスングァナ』
「待って、僕から言わせて」
「僕と付き合ってください」
『もちろん、喜んで』
自分よりも、ひとまわりもふたまわりも小さい背中。
腕の中にすっぽり入った僕の愛しい彼女。
「Aちゃん、僕も一目惚れしたんだ」
『本当?』
「うん、だから連絡先聞かれた時すっごく嬉しかったんだ」
『…あの時勇気出して良かった』
『私、本当はソウルに行けなかったんだけど、オッパがお願いしてくれて来れたの』
「そうなんだ、お兄さんに感謝しなきゃ」
「ねぇ、Aちゃん」
『その、ちゃんってやめない?私はスングァンって呼び捨てにしてるんだし』
「A、」
『な、に』
「顔真っ赤ㅋ」
「可愛い」
『うるさい』
「ㅋㅋㅋ」
「じゃあA」
「今度は口にして?」
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作者名:炭火焼き定食 | 作成日時:2023年2月11日 15時