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『オッパ、なんかかっこいい…?』
「いつもそうじゃないみたいな言い方やめろよ」
『スングァナには負けるけど』
「はいはいそうですか〜」
『さっきも女の人に話しかけられてなかったよね』
「お前も俺に顔面似たと思うけど」
『褒めてる?』
「ほめてるほめてるー」
『じゃあそんな可愛い妹ちゃんにアクセサリーを買ってくれない?』
「…一個だけな」
『やったー!!!!』
「で、スングァンくんの話聞かせてくれる?」
『スングァンね、茶髪になってたの!!』
『しかも、髪型がすっごくかっこよくなってた!!!』
「写真ある?」
『ない』
「なんでだよ」
『明日スングァンと会うと思うから、その時に見てよ』
「なんで俺が会うの?」
『言ったでしょ、今日晩にパーティーみたいなの宿舎でするんだって』
『夜遅くなるだろうから泊まってっていい、ってリーダーさんが言ってたらしいし』
「迷惑かけちゃダメだからな」
『分かってるよ、何歳だと思ってんの?』
「まだまだおこちゃま」
『いうてオッパの2つ下でしょ』
「はいはい」
『そのパーティーでね、告白するの!!!!』
「自信は?」
『お母様が言ってたから大丈夫だと思うけど…』
「じゃあメロメロにさせるために買いに行くぞ」
『うわ、オッパからメロメロって言葉聞きたくなかった』
「買わなくていいの?」
『買ってください』
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作者名:炭火焼き定食 | 作成日時:2023年2月11日 15時