恋って言われてなくても愛に行っていいですか？ (ページ14)

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「こんにちは〜」

『こんにちは。』

「ふふっ、そんなに緊張しなくてもいいのよ」

『いえ、お客様と外で会うのは初めてですので…』

「そういえばそうねㅋㅋ」

「実はね、スングァンの部屋にこんなのがあったの」

そういってチェキを見せられる

私とスングァナとのものだ

「これ、Aさんよね」

『はい、私です。本当に、申し訳ございませんでした。』

『お客様とこのようなことをしてしまい、本当に申し訳ございません。』

「Aさん、顔を上げて。大丈夫よ、怒ってないわ」

『え、？』

「実はね、帰ってからスングァニがすごく幸せそうだったの」

「スングァニはずっと頑張っていたから、ストレスもかなりかかっていたと思うんだけど嬉しそうだったの」

「何かあったの？って聞いても答えてくれなかったから、好きな子ができたのかもって。」

「これに映ってるスングァニ、すごくいい笑顔なの。」

「親バカだけれど、こんな風に幸せそうにしてくれたお礼をしたくてね」

『いえ、私はスングァンと少し話をしただけでしたし、途中でこちらの都合で連絡もできなくなったし、そんなお礼をいただくほどの…』

「ううん、私はあなたに感謝してるの。練習生のスングァンを支えてくれたのは絶対あなただわ」

『…練習生って何ですか？』