あの子のヌナ 2 【SVT】

ヌナと僕とカフェ ページ12

「ハオや〜カフェ行こ〜」

MH「えー？またなの？」

「いーじゃん、新作出たって言ってるし」

MH「会議まで１時間だよ？」

「それくらいあれば余裕余裕」

MH「…じゃあ行こ」







事務所から少し歩いたところにあるカフェ。

そんなに人が来るわけじゃないから、僕たちみたいな人間にはぴったりな場所だ。

ここは他のアイドルの方にもおすすめしてるらしくて、

例えば、BTSのV先輩とか。








「わ〜久しぶり〜！！！」

ST「久しぶり〜！来てくれてありがとうございます〜」

「いえいえ〜、新作出たって聞いたけど、何があるの？」

ST「ちょっと早めだけど、イチゴ系のドリンクを作ってみたの〜」

「いいね〜！！私イチゴ大好きなの〜」

ST「今日も後輩さんはいるんだね〜、毎度ありがとうございます〜」

MH「いえいえ、こちらこそうちのヌナがお世話になっています」

ST「じゃあいつものやつですね？」

MH「はい、僕はそれでお願いします」

「私は新作のやつ、クリーム多めで」

ST「テイクアウトね〜？」




ヌナがなぜこんなに店員さんと仲が良いのかというと、

実はここのカフェを経営してる人兼店員さんが、

ヌナの高校の友達の友達だからだそうだ。

友達から紹介されて行ってみたら美味しくて常連になったんだとか。

ヌナ交友関係広すぎない？

って思ったよね。





ST「はい、お仕事頑張ってね〜！！！」

「ありがとう！行ってきます〜！！」




MH「ヌナなんか今日気合入ってる？」

「まぁちょっとね」

MH「なになに、彼氏作った報告でもするの？ㅋㅋㅋ」

「そんな訳ないでしょㅋㅋㅋ」

「ちょっと新しいことに挑戦したいの」

MH「…ヌナならきっとできるよ、応援してる」

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