【HQ!!】稲荷崎のマネって全国経験者らしいよ。

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「よぉー白！キャプテンなったらしいな？」


「そうやで、薄利も一応キャプテンなったんやろ？」


「一応ってなんやねん一応て！！」


「ごめんって〜」


「ん！？なんかお前からええ匂いすんぞ？なんやこれは！！」


「そんなことないやろ」

ｽﾝｽﾝ


「隣に女の人おったんか？あ？お前、彼女か？」


「あ、マネージャーが横座ってたわ」

「俺な、マネにバスで横の席座ってもらうの夢やってん…！！」


「マ、マネージャーやと！！？」


「おん、そうやで。今年から入った1年や」


「はぁぁぁ！？タヌキとキツネはマネージャーおらん同盟組んどったやろ！！」


「なんやねんそれ！！そんなん組んだ覚えないわ！！！」




『なんですか、あれ』


「あー、浩介は向こうの主将と1年の時から仲ええんよ」


『あれってええんですか…？』


「んー…多分、ええんちゃう？」


『(侑と治のケンカ見てるみたいや)』


「A」


『えーと、大耳さん！どうしましたか？』


「これ、白さんに渡してくれへん？」


『了解です！行ってきます！』








『白さん』


「大体なぁ、そんなに欲しいんやったら自分らで誘えや」


「それで来たら苦労してへんのや！！！」


『白さん』


「まぁ、うちのところは自分から来てくれたけど？」(嘘)


「なんやとー！？」


『キャプテンっ！！！！』


「おー、Aか、ごめんな、つい熱くなってしもうて…」


『これ、大耳さんからです』


「おー、ありがとうな〜」


「薄利にも紹介しとくな、マネージャーのあわちゃん」


『おはようございます、泡沫Aと言います。よろしくお願いします』


「ど、どうも…田貫高校のキャプテン薄利です…」


「じゃああそこの荷物手伝ったって」


『了解です！』





「誰やっけ、そんな可愛ないやろ！！っていってたの？」


「いや、待ってくれ…めちゃくちゃ可愛いやんけ…」


「せやろ？だから俺言うたやんか〜」

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