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「ほんで、角名がその時な…」
『そんなんあんのwwww』
「そう、やっぱ泡沫さんもそう思うやろ？」
『ねぇ、銀島くん、泡沫っていちいちめんどいと思うからあわでええよ』
新学期が始まりそこそこ経ったある日、
そんな提案をされる。
「え、けど、俺、そんな風に呼んでええんか？」
『ええよええよ、中学のときもそう呼ばれてたし』
「じゃ、じゃあ、あわ！」
『ふふっ、どーしたん？』
「この道具、クラスに持っていこか！！」
『りょーかい』
「あわは1〜4組頼むわ、俺は5〜7担当するし」
「ゔわぁぁぁぁ疲れたぁぁぁぁ」
「ツムうるさいわ、あと一本やろ」
「侑も治も、喋っとらんとちゃんと練習せえよ…」
そんなだるい雰囲気を一気に変えた声があった。
「失礼します！！体育委員です！！」
耳馴染みのあるその声は
「あわ、なんでお前ここおんねん…」
『あー！銀島くん、実はな、友達が今日休みやから代わりに点検に来たんよー、ここの部長さんはどこなん？』
「え、キャプテンはそこ、やけど」
『ありがとう！』
『失礼します、体育委員です。第一体育館の点検に来ました。』
「えーと、何の点検すんのかな？」
『私の担当はボール163個の確認です。』
「あー、俺ら今から休憩やから、よろしくな」
『休憩はどれくらいですか？』
「15分くらいのつもりやけど…」
『分かりました。その時間内に終わらせます。』
「は？」
なんかキャプテンが口をあんぐりあけてるけど…
『銀島くん、ボールはそことそことそこで全部？』
「おん、多分そうやと思うで」
『分かった、ありがとう』
彼女がいなくなると一気に詰め寄ってくる侑たち。
「なんや、銀、お前彼女おったんかよ」
「いや、あわとはそんなんとちゃうぞ」
「そういえばあの子、うちのクラス来たことあるわ」
「俺のクラスにも来てた」
「あ、理科係のときのやつか」
「なんやそれ、俺のとこにはあんな子来てへんぞ」
「そりゃそうやろ、俺が持っていったんやから」
「はぁ！？なんでやねん、俺のところになんで来へんねん！！」
「侑、そんなにあの子のこと気になっとんのか？」
「当たり前やろ、俺一目惚れしてもうたわ…」
「うわ、マジか」
「ツムやば」
「なんでお前らそんな風に言うねん！」
『全部確認できました！ありがとうございました！』
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りんごみず(プロフ) - ノアさん» そのようなことを言っていただき感激しております…！ノア様が気に入るような作品を作れたらと思います！コメントありがとうございました！ (2022年8月30日 22時) (
レス) id: 8c7dc3c87c (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - いつも楽しんで見てます。更新頑張ってください (2022年8月30日 21時) (レス) id: 40d9e972a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2022年8月14日 20時
