検索窓
今日:10 hit、昨日:84 hit、合計:25,242 hit

65回目 ページ18

SC「じゃあ好きだったの?」

「まぁなんて言うんだろーなー」

SC「練習生の時ほんとお前ら距離近かったからな」

「…オッパは一目惚れしたことある?」

SC「なんだよ藪から棒に」

「私のはそれに近いんじゃないの」

SC「会った時から好きだった的な?」

「あんまり覚えてないんだけどさ、何年前だっけ」

SC「お前が入社した時なら大体7年くらい前じゃね?」

「そっかぁ、そんな経ったんだ」

「自分のタイプっていうかなんていうか」

「イジフンがそれにピッタリだったんだよねー」

SC「それで好きになったんだ?」

「けどなんて言えばいいんだろ、推しへの感情に近かったと思うよ。その時は」

SC「推し?」

「上手く説明できないなぁ」

「カッコイイ―!!キャー!!みたいな」

SC「うーん?」

「付き合いたいって感じじゃなかったかな。そもそも、そういう選択肢なかったし」

「最初の方はそうだったと思うよ。」

SC「最初?」

「私、正直かなりオッパに懐いてたじゃん?」

SC「自覚あったんだㅋ」

「ずっとオッパと一緒にいたから、徐々にそれ以上の気持ちっていうか」

「メンバーはもちろんそうなんだけど、本当に家族みたいな感じなの」

「私のソウルのお兄ちゃんはジフニオッパだから」

「友達以上恋人未満って表現よくあるじゃん?」

SC「なんか聞いたことはある」

「そんな次元じゃない気がする。オッパへの気持ちは」

SC「なるほどね…」





正直こんなに話してくれるとは思ってなかった。

この子もかなり酔ってるんだと思う。

テーブルの上にある空き瓶の数がそれを物語っている。


「…ねえ、」

SC「どした?」

「もし私とオッパが違う世界で出会ってたら、付き合えてたのかなぁ」

66回目→←64回目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
537人がお気に入り
設定タグ:seventeen , セブチ , 紅一点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:炭火焼き定食 | 作成日時:2024年1月15日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。